黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『暗黒館の殺人 一』綾辻行人(講談社)

2007-12-19 | 読了本(小説、エッセイ等)
親戚から建築家・中村青司が若い頃関わったという“暗黒館”の存在を聞いた江南は単身向かうが、途中地震のせいで車が動かなくなってしまう。
徒歩でその館の建つ浦登家の敷地に入った江南だったが、再び起きた地震により落下してしまう。
一方、浦登家には、当主の長男・玄児とひょんなことから知り合い、“中也”と呼ばれるようになった大学生が招かれていた……

再読です。
上下巻が4分冊で文庫化されてますが、4冊の合計金額は、ノベルス上下巻より高いのがちょっと微妙(解説とかページ数は増えてるので、しょうがないかもしれませんが/笑)。

<07/12/19>

scope展

2007-12-19 | おでかけ
 銀座のスパンアートギャラリーで開催中の、桑原弘明さんの『scope展』に行ってきました♪
 展示されていた作品は入口に2つ、暗幕の向こう側に5つの計7点。
 最初に観た『ALICE』以外は、タイトルをチェックし忘れてしまい、あとでかなり後悔;
 すごく緻密で、本当にそういう風景が実物大で存在しているかのように錯覚してしまいそうな造りにうっとりでしたvv
 光を当てる場所を変える(それぞれの作品や観る人ごとに、係の人がついていてライトで照らしてくれるのです)と、中の様子も置かれている物は1㎜も動いていないのに、がらりと印象が変わったりして(だいたい2~3パターン位に変化)とても興味深かったです。
 個人的なお気に入りは『ALICE』(特に外側の匣が、ちゃんと本型♪)と、秘密の花園ちっくな作品。
 来年はギャラリー椿で開催されるそうですが、また観に行きたいなぁ……。

 余談:観終わってから奥の書籍販売のコーナーで、先日開催の『アリス幻想』のカタログ(?)を買ったら、「今だったら桑原さんがいらっしゃるのでサインいただけますよ?」とギャラリーの方がいって下さったので「是非!」と力を込めて答えてみたり(笑)。
……その時点で初めて知りましたが、その前にわたしが観たほとんどの作品にライトを当てて下さっていたのがご本人でした(汗)。