黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『タビと道づれ 1』たなかのか(マックガーデン)

2007-08-04 | 読了本(漫画)
ある日、学校へ向かう電車とは違う電車に乗りこんだ、孤独な少女・タビ。幼なじみである以上に大切な人“航ちゃん”に逢いたいと願う彼女を乗せた電車は、その願い通り、5年前まで棲んでいた町・緒道へ……だが、そこは見慣れた町はどこか違っていた。
そこで出会った警官・ニシムラと少年・ユキタ……彼ら曰く、町は同じ夏の1日を繰り返しており、それを認識しているのは彼らだけ。行動範囲も制限されており、その中でしか移動ができないという。
そんな閉ざされた空間の中での、唯一の変化が、彼女が現れたことだというのだが……

ほんわかしつつも、謎に満ちた作品。
タビの成長も含め、この後の展開が気になります~。

<07/8/4>

『黒雲の下で卵をあたためる』小池昌代(岩波書店)

2007-08-04 | 読了本(小説、エッセイ等)
動物たちの瞳が持つ不思議な能力、道についての考察、くぼみやへこみに惹かれる心、雑踏の中に鳴り響く第九のメロディーが作り出した不思議な瞬間、仲違いをしていた友人と一緒に感じた風……独自の視点と感性で綴るエッセイ集。

物事のとらえ方などが独特で興味深いですね~。
時にはフィクション的な要素も登場しているらしいですが(笑)。

<07/8/4>