黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

パパイヤ@ヤマトヤ

2007-08-14 | スイーツ
 バニラのババロアの上に、パパイヤのスライスがたくさん。その上にはブラックタピオカが載ってます。
 ババロアの中(底?)には、スポンジが入っています。

 ヤマトヤ:新潟(三条、ほか)


『陰陽師 夜光杯ノ巻』夢枕獏(文藝春秋)

2007-08-14 | 読了本(小説、エッセイ等)
源博雅の元に、夜な夜な異国の美しい女性が現れていた。困った博雅は、友人である安倍晴明に相談。彼に言われ思い起こすと、彼女の現れ始めた頃、博雅は帝から借りていた阮咸(弦楽器の一種)を返していた……『月琴姫』、
かつて紀道明が所有していた菊屋敷を購入した、橘正忠。その屋敷に、白い衣を来た女が現れ、菊の花びらを毟ってはその数を数えるという……『花占の女』、
博雅愛用の龍笛・葉二が消えてしまったという。代わりに置かれていた黄金の鱗から、持ち去った者の正体を知った晴明は、博雅、蝉丸と共に神泉苑から舟に乗り……『龍神祭』、
兼家の元に、月突と名乗る老法師が現れ、庭に植えられた松の木を切らないように頼んできたという。その数日後、兼家は不思議な体験をしていた……『月突法師』、
船岡山で笛を吹いていた博雅。その周囲にはなにやらよくわからぬものが集まってきていたという。ところが、博雅の屋敷の家人たちは、そこに鬼の姿を見たといい、山へ行くことをとめられる。一方、蘆屋道満が晴明の元に、船岡山から消えた神について相談にやってきていて……『無呪』、
飲んでも飲んでも渇きが癒されないという奇妙な病を患ってい、という橘師忠。そこに謎の法師が現れ、蚓のようなものを彼の腹から引きずり出し持ち去ったという。同様の病にかかった者たちは、他にも5人いて……『蚓喰法師』、
たまたま通りかかった藤原親頼の屋敷にあるものを見てしまった晴明。親頼の客人・橘磐島の御悩平癒を行うことになり……『食客下郎』、
鶏明寺の安徳和尚が晴明を訪ねてやってきた。寺に、経を読む“鬼”が出るというのだが……『魔鬼物小僧』、
浄蔵が40年ほど前に愛していた娘の居場所が判明。しかし彼女は、病を得て、明日をも知れぬ身だという。そんな彼女に再会すべきか悩む浄蔵は……『浄蔵恋始末』の9編収録。

あいかわらず博雅の天然タラシっぷりが全開で楽しいです(笑)。

<07/8/14>