黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

マカロン@パティスリーカナエ

2007-05-04 | スイーツ
 桜さんからいただきました♪
 さくらんぼ、柚子・ショコラ、さくら・葉の3種類。さくらんぼと柚子・ショコラの間には、チョコレートガナッシュが、さくら・葉には桜の葉風味のクリームが、それぞれ挟まれています。
 表面はパリっと、中はしっとりな感じ。

 パティスリーカナエ:京都

『時効警察』三木聡、ほか(角川書店)

2007-05-04 | 読了本(小説、エッセイ等)
総武警察署の時効管理課で働く霧山修一朗は、無趣味な自分を変えるべく、時効が成立した事件を趣味で調べることを思いつく。そんな彼が調べることにしたのは、“西総武市における料理学校理事殺人事件”……容疑者は、家庭料理のカリスマとして今をときめく、笠松ひろみ。霧山に思いを寄せる交通課の三日月しずかは、そんな彼の趣味につき合い、一緒に捜査する事に……『第一話 時効の事件には、おいしい御飯の湯気が似合うと言っても過言ではないのだ!』、
上総武市において、水泳オリンピック選手・藤山一子とコーチ・小原が、不倫の末の無理心中を起こしたとされる事件を調べることにした霧山。一子の妹・しおりの元を訪れ……『第二話 偶然も極まれば必然となると言っても過言ではないのだ! 』、
ホームに落ち、亡くなった会社員・町田の事件を追う霧山たち。容疑者として疑われていた同僚・藤沢郁也は、ホームの売店で働いていた、浜野道子の証言により嫌疑を逃れていたが、現在では二人は夫婦になっていた……『第三話 百万人に無視されても一人振りむいてくれれば人はしあわせ…じゃない?』、
“サスペンスの女王”と呼ばれる女優・アヤメ旅子は、2時間ドラマの主人公・寂水を演じているが、その初代・寂水を演じていた女優・白河湯舟は撮影中に亡くなっていた……『第四話 犯人の575は崖の上』、
当時人気絶頂だったミュージシャン・本郷高志が、王様ゲームでグラビアアイドルとキスした途端に亡くなっていた事件を調べることにした霧山たち。容疑者として疑われていた女医である元妻・雪絵の元を訪れたが……『第五話 キッスで殺せ! 死の接吻は甘かったかも?』、
時効を迎えた事件の被害者の家族がニュースで訴えるのを見た霧山は、時効事件の捜査に嫌気がさしてしまう。折りしも夫を殺害した後、顔を整形し逃亡している茗荷谷かよ子の事件が、時効を迎えようとしていた……『第六話 恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第』、
“平成3億円事件”が時効を迎えたその日、自分が犯人だという女・秋津聡子から電話が。手記執筆の為、遺留品を返して欲しいと迫り……『第七話 主婦が裸足になる理由をみんなで考えよう!』、
大学に合格したばかりの立花律子が制服のスカーフで絞殺された。彼女は友人・関ヶ原弥生と共に喫茶店“森の荒熊”で祝った後、近くの森で被害にあったという。犯人だと思われた変質者(霧山に瓜二つ)にはアリバイがあり時効が成立。現在弥生は、大学で数理学部の助教授になっていた……『第八話 桜咲く合格通知は死への招待状?』、
資金不足を理由に時効事件の捜査をやめることにした霧山が最後に選んだ事件は、天才作曲家・雨田潮が橋の上から転落死した事件。彼は“サリエリ”というダイイングメッセージを残していたが……『最終回 さよならのメッセージは別れの言葉とは限らないと言っても過言ではないのだ!』の9話を収録。

ドラマ『時効警察』のノベライズ。
気になりつつも、微妙な時間帯に放映していたのでついつい見そびれていた為、とりあえず本で読んでみましたが、微妙な小ネタが満載でちょっと楽しいですね(笑)。
……でも文庫なのに、この厚さはちょっとアレですが;

<07/5/3,4>