下馬評通りの圧勝だった。助平心でシュウジを外した馬券を買ったが、全く必要がなかった。暮れの目標は決まったけど、体系からみると短距離路線は動かしがたいところ。次のローティションに注目したい。８枠のサイモンゼーレは上積み多いと思われ、次走が楽しみだ。京都のデイリー杯位が面白い狙いかもしれない。これからのシュウジに注目していきたい。
勝ちタイムは1.58.。稍重ながら新潟らしい早い時計の決着だった。アーデントの逃げを追走したマイネルミラノ、パッションダンスは上手く好位につけ直線はマッチレースになった。外枠有利どこ吹く風、1～３着まで内枠で決まった。展開、馬場、枠順すべて読み違えて完敗だった。一番人気なった３歳馬が全くの凡走だった。実力が足らなかったのか、敗因がよく分からない。むしろ一線級の参戦が来年もあるようならもう一度積極的に狙ってみたいと思う。
幾多の大物がここで取りこぼす。今年も宝塚記念４着の実績と復調を見込まれてトーホージャッカルが人気になった。ところが中央場所の大箱で活躍してきた実力馬はこの札幌で苦戦する。こういう心配はいつも戦前にはあるが実戦が近づくと、もう一つの声が聞こえてくる。今年は大丈夫じゃないかという響きだ。ところが終わってみるとやっぱりということになる。この辺が競馬と賭け事の交錯する気持ちのせめぎあいだ。反省はするけど後悔はしないのサンプルがまた増えた。
