CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

白洲次郎~1945年のクリスマス~

2009-03-17 22:36:56 | ドラマ映画テレビ感想
白洲次郎~1945年のクリスマス~

少し間があいてしまいましたが
しかと見ておりました、ビデヲに撮って
何度も見返したよ

Don't remember! Not becoming slave!

多分、これであってるだろう、そう信じたい
自分の中学生並の英語能力で導き出した
ラストの台詞は上記の通りでありました
不思議なもので、なんかわからんけども言いたいことが伝わる
あれが本当の演技なんだろうかと、ぼんやりそういうのも
あわせて見たように思います

さて、相変わらずステキな内容で
当時の悲喜こもごもというにはあまりにもたくさんの
様々なそれこれを、やはりオムニバスのように見せているのに
全然不自然じゃなくて、刻々と大切なことだけを
映像にしている感じがステキでありました
あの農業の師匠が出征し死ぬまでのくだりは秀逸すぎる
なんという表現力というか、メッセージか
伝わりすぎるだろう

また、様々な人が死んでいくというか
何かに負けていくという風景がステキで
近衛公のあれこれは、実際をよくしらないけども
あまりにも惨いというか、なんというか
うわぁ、そうすべくしてしたのか
評価とかそういうのではなく、淡々と受けてしまいますところ

で、今回のは次郎だけでなくて正子のほうもクローズアップされてて
青山次郎という怪人が出てきて、その梁山泊みたいな雰囲気に圧倒
あれはよかった
御館様はなんでもするなぁと、亀治郎さんの演技に
ほれぼれとなったのであります
頭はでっかいのに、目は小せぇなぁああ
声の出し方、震え方、気の触れ方
全てがステキすぎると思って
あのびくびくというか、テリアとしてあの場にいる正子の
リアクション一つ一つを飲み込むというか
より、リアルにするような演技で最高に楽しかった
ちょっとしか出てなかったのに
青山次郎に弟子入りしたいとか思ってしまったのであります

で、ちゃっかりその時に
紅志野の香炉の話が出たりとか
なんか、数寄のあれこれが出てきて驚愕
よくよく思い返してみて、白洲正子って人を
私は本で見ている、知っているじゃないか
なんて、今更に思ったのでありました
ああ、すげぇこりゃ

と、まぁ、そんなわけだったのですが
数寄にまで関わりが出てくるのか、そっちは
あんまり期待しちゃいけないなと思いつつ
次回がはるかかなた8月ということで
終戦記念日あたりとかになんかなんだろうかと
暑くなってるであろうその頃をまつのであります

それまでに、何回か再放送してくれるといいんだがなぁ