CLASS3103 三十三組

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【ドラマ】ブギウギ

2024-04-16 20:49:10 | ドラマ映画テレビ感想
NHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」
無事視聴完了しておりました
半年しっかり楽しませてもらったと
大変よろしかった気持ちをメモっておきたい作品でした

最初から重めの話があるものの、基本的に明るく元気で
とても楽しい、なにより、金曜日になると決まったようにレビウというか、
歌で〆られるというのがドラマの作りとしてよろしく
エンタメをいかんなく発揮して、堪能できたのがよかった
正直なところ、話については「ラッパと娘」の大舞台がピークで
そのあとは、とってつけたような話で、
強引に金曜日に新曲歌ったら、なんかいい感じでしたと
そんな流れに見えなくもなかったわけだが
ステージがよかったので、押し切られた感じだけど満足ですと
答えてしまえる強さがあったと思うのである

序盤の、梅丸歌劇団の話あたりがかなり面白かったんだが
当時の業界がどんな感じだったか、知ることもないので
そのきらびやかさと、女優たちの葛藤というのがなんかいい感じでドラマチックに仕上がっていて
スズ子の話も面白いけど、そういって生きている女たちの群像劇というところが
とてもいいドラマだったと思うのである
パンパンのお姉さんたちとか、いちいちキャラ立ってるのが出てくるのも楽しかったが
なんとなし、そういうのをとっかえひっかえでてきては、
そのエピソードだけで終わりみたいな感じにもなっていたのが
少々残念であったと思うのだが、なんか、変にいい話にしすぎというのか、
終盤の娘関係に関しては、なんだかなとテンションを下げてしまっていたのでありました

ま、とはいえ、ラッパと娘という曲を教えてくれた
その一点だけで十二分に楽しいドラマでありまして、
正直、東京ブギウギよりも、あの曲で開眼したというあたり
そこでの、羽鳥先生とのやりとり、スタートしたという輝かしさ
何もかもがとてもよかったと思える感じだったので
最終回で、あえてそのあたりを振り返ってもらったりしたら
泣いてしまったかもと思ったりしたのである

もっとも、あのさっぱりと、後腐れなくというか、
さばさばやめてしまうというのが
この物語のスズ子らしさであるし、きっと、モチーフのシヅ子さんも
そんな感じだったんじゃないかと思うと
しみじみ、面白いドラマを見たと思えるのでありました
案外当時は、芸能界というのは、さっぱりやめてしまえる
そういうものだったのかもと思ったりするのであった
廃業したあとに、本人がそうと決めてしまえば、普通の生活に戻れたのかもと
いや、そんなことないのかな、どうなんだろうか
思うのだけども、ともかく、歌と踊りが見られるというだけで
ドラマが、とても明るく楽しいということを教えてもらったとも思える
そんな作品になりました


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