CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

死んだふり虫

2006-03-14 08:55:46 | 昆虫学
Yahooニュースにちらりと掲載されておりましたが
先般、動物生態学会で、死んだふりをする虫が
長生きするとかいう論文が発表されたそうであります

内容見てみると、まぁ個体選別して
死んだふりしたがりと
そうでもないほうとに分けて
天敵と一緒にして、どっちの生存確率が高いかという
そんな実験だったそうで
実験頭数を見たら、15分間を14回とか
おまえそれ、卒論にもならねぇ実験じゃね?と
個人的に思ったのですがどうなのかしら

もっともこの実験のキモは、実験そのものよりも
多分個体選抜に十代かけて、気の遠くなるような選抜試験を
行いまくったのかしらとちょっとだけ思いましたが
それもなんだかよくわかりません
なんとなく複合要因で、その選抜方法により
別の要因が検出されてんじゃねぇかと
だんだん疑い出したらきりがないのでありますが

とまれ、その結果を見てますと
どうやら死んだふりするほうが長生きするそうで
それも一理というか、かなりありそうな話だなと思うところ
わたくしも、生態学研究のはしくれの先端あたりで
へらへらしていただけありまして(注:別に偉くない)
そのなんといいますか、昆虫の生態については
プログラム理論とか言う(注:俺命名)
ステキなことを思い出してしまいます

奴らは、神経球と呼ばれる脳みそのかわりにある
神経の束が、まぁ、脳みそのかわりをしておるのでありますが
そこから一定の指令が出てそれを行動にうつすと
そういう単純な行き様をしております
プログラム理論というのは、ある反応を目の前にすると
その時に走らせないといけないプログラムを
もう何があってもひとつのスイッチで行うという
優れているのかそうでもないのか
判りやすく言うと、格闘ゲームの必殺技みたいなもので
波動拳出そうとしたら、誤って昇竜拳が出たみたいな(注:違う)
そういうものであります

一定のスイッチみたいなものが
どういう基準でやってくるのかわかりゃしないんですが
わたくしが扱っていた虫は確かに
その虫とよく似た何かを見つけると間合いをはかって捕獲捕食と
そんな具合だったのですが、そいつら、死骸でも
脱皮ガラでも無作為にその行動をおこしておりました
とか、なんだ

結局何が言いたかったか全然わかんなくなりましたが
とりあえず、実験の際、捕食する側の何かと
天敵方で、どれだけが動いている相手に興味を持つ回路を持つか
そんなことを調べたらいいんじゃない?(注:何度も言うが偉くない)
と上からの物言いを覚えたのでありましたとさ
いけませんね
今回のボケどころが、昇竜拳のあたりということがまた
しょっぱいね

せつせつ


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