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CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】アガサ・クリスティー 殺人は容易だ

2025-08-19 20:55:07 | ドラマ映画テレビ感想
定期的に新作がBBCあたりで作られて、
NHKが仕入れてきて放映する
そういうパターンがあるよなと、NHK大好きアガサクリスティーでありました
当然のように原作読んでないので、楽しみにして見たんだが
前の蒼ざめた馬を超えて、よくわからん
そんな気分になりつつも、なんか、気づいたら見入っていて、
そして解決というか、終了していた
そんな印象でありました、長いドラマだったのに、
結構ゆっくりやってるように見える内容だったのに、終わってみるとあっという間だった

結局、どういう話しだったのかと
いまいちよくわからないまま終わってしまったので
感想を非常に書きにくいというか、見所がいまいちよくわからん、
古い車を相変わらず豪華に使ってるなという
そんな些末なところにばかり目を奪われてしまっていたんだが
1950年代のイギリスというのは、おおよそああいう空気感だったんだろうか
古き良き貴族めいた人と、資本家に目覚めつつある悪い地域の出のものといった
そういうヒエラルキーのそれという問題を見せておきつつ
終わってみれば、ごく間近にあった、実に人間らしいいざこざの結果と
まぁそういうお話だったと思ったわけだが、
あの時代を描くというのが、この物語ではなくドラマのテーマであったように思うので、
どこか古めかしいと思いつつも、その実がわからないというのが
ちょっと残念であったと感じるのである
なにせ、そういう時代の西洋にまったく知識や教養がない
小道具に傘が使われたり、聖書を持って歩くということが自然なように見えていたりと
どことなく不思議な雰囲気が、
それを楽しめないのがもったいなかったと、自身を顧みるのである

トリックというか、使われた毒の数々については
まさにアガサの真骨頂といえるような
ご存じストリキニーネに始まり、あらゆる毒が出てきて楽しかったわけだけども
あんな簡単に使ってしまって、怪しまれないものだろうかとちょっと感じたのだが
案外田舎というのは、そういうもんだと押し切れてしまうようなことだったんだろうかと
思いつつ見ていたのでありました

主人公の表情というか、顔つきがなんか特徴的だなと
見ていて、半目をあけているような不思議な相貌で、
それが愛着を覚えるようでもあり、憎めない表情に見えて、
不思議な魅力だなとちょっと感心して見たのでありました
もっと、いかにもイギリスといった、ダウントンアビー的な感じに仕上がっていてくれたらとか
ちょっと思ったんだが、俳優の何人かはそこらで見た人もいて
なかなか楽しく見終えたのだが
もしかすると、原作の探偵は、もっと頼りない感じだったのが持前の正義感がやがて男気に変わっていくという
アガサが好きそうなキャラだったんじゃないかとか
勘繰ってしまったんだが、しょーもない感想を書いてしまった


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