CLASS3103 三十三組

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青天を衝け  篤太夫、パリへ

2021-07-11 20:43:44 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「青天を衝け」
視聴完了しました
最近、予告詐欺みたいなのを食らっているんだなと
改めて思い知った次第、まだ幕府終わらないじゃないか
まあ、終わったようなもんだけどさ
フランスからの借款がなくなったということが、
その後の日本を考えると、内戦を避けたという結果になるんだから
糾える縄といった感じでありますな

さておいて、薩摩が汚い
そして五代が憎いと
そんなことを思ってしまうんだが、幕府の官僚もたいがいだなというのが
わかりやすいドラマになっていてよかったのでありました
渋沢の立場から見るというのが、神の視点になるけども
いい塩梅で、主役の立場も賄えるといった感じで
なかなか楽しいのでありました
新時代に向けて、必要な人とそうでない人
そういう思想が分かれていくように見えるのが怖いのである
今の年齢となってみると、より幕府側に肩入れしてしまうのだが
そういうものが滅びるのだなというのが
つくづくわかるばかりでありました

とはいえ、国内では慶喜が大活躍していて
なんだかんだ、国父様を翻弄していたのはよかったんだが、
五代様が指摘した通り、結局金の問題なのだという話になれば
なかなか、残念なものでありました
この頃の薩摩ってすごいのに、なぜあの後が続かなかったかねぇと
しみじみ思うのである
というか、この頃の長州ってどうなんだと
考えてしまうんだが、桂さんがうまいことやってたってことなんだろうな
いや、伊藤と井上か、どうなんだ

パリのシーンが全てCG組みだったということなんだろうが
思ったよりも違和感がないというか、
確かに現地で、それっぽく撮ってもらったほうが、
いだてんの時みたいに、なんだかんだ、現地ロケっていいなと
そういう感じもあったろうけども、
NHKとしては、CGの技術をここで知らしめて、新しい段階にという
目論見もあったのか、なかったのか
わからんが、とりあえず見ている分に全然不満がなかったので
ロケがより一層減っていくんだろうなと思わされたのでありました
俳優がCGになるのはもうちょっと先だろうけども、
だんだんこういうのになってくると
人間の演技に違和感が出てくるようになって、
やがて、俳優がCGにって流れになっていくのかしらと思ったのでありました
本編と関係ない

とりあえず、琉球薩摩という問題については
今考えてみても、すごいことをしたんだなと薩摩の恐ろしさというか
悪辣さがよく伝わってきて面白かったのでありました
西郷どんの時、この顛末ってやってたかなと
いまいち覚えがないんだけども
楽しいのでよしなのであります
そして、来週こそ、幕府終焉への一歩といったところか
楽しみだが、予告に家康が出るのはメタ的すぎるというか、
いいんだけども、いいのか?