すごい映画を見た
そんな気分で終えたのであります
生まれて初めて、1本の映画を何回かに分けてみたんだけども、
それでも、すごい印象的というか、
長い映画なのに、その長さが苦にならないというか
いや、長い間、地獄のような映像を堪能できるというか
ともかく、すごいと衝撃を受けたのでありました
前後して、ゴールデンカムイを見ていたこともあって、
日露戦争のことをなんとなく、近しいものみたいに
錯覚していたのでありましたが、
この映像で、その迫力に圧倒されたというか
戦争の恐怖がこんなにダイレクトに伝わってくる映像作品は
初めて見たというのが正直なところで
本当にもう、圧巻でありました
これがよい、あれがよいとか
上げ連ねるのも恥ずかしくなるような、
どこを切り取っても見事なというか、
もう、論ずることがためらわれるような見事さに
あっけにとられたという次第なのでありました
出ている俳優が素晴らしいというのはいうまでもなく、
丹波哲郎、仲代達也
この二人の迫力たるやというか、丹波哲郎の素晴らしい切れ者っぷりが、
改めて、すごい俳優だったんだと納得の演技に
もう、すげぇ、本当言葉もねぇと
そんな塩梅だったのであります
日露戦争をダイジェストで知ることができる内容ながら、
基本的に陸戦、しかも、旅順攻略のみに絞っているにも関わらず
その一見無益とも思える突撃の連続、そして、敗退
この敗退が凄絶きわまりなくて、
それでいて、武士道、騎士道それぞれの精神が発揮される
休戦のやりとりがあったり
兵隊やくざがいたり、様々な一兵卒がそれぞれのものを背負って
戦い、死に、殺し、殺されというのが次々とやってくるのに
どれも重なり合わないというか同じではない、どれもそれぞれが
独立して物語になっているとわかる
その生き方に人生が見えるというと言い過ぎかもしれないが
連なり、積るものが感じられたのでありました
中隊長の戦場での一連が、
本筋とはまた別の物語のようにも思えつつ、
これこそが、この戦争を象徴した一つの物語だったのかとも
感じられるようで、乃木の過酷な立場も感じつつ、
すごくよい映画だったと心の底から思ったのでありました
よかった、長いけど見た甲斐があった
そんな気分で終えたのであります
生まれて初めて、1本の映画を何回かに分けてみたんだけども、
それでも、すごい印象的というか、
長い映画なのに、その長さが苦にならないというか
いや、長い間、地獄のような映像を堪能できるというか
ともかく、すごいと衝撃を受けたのでありました
前後して、ゴールデンカムイを見ていたこともあって、
日露戦争のことをなんとなく、近しいものみたいに
錯覚していたのでありましたが、
この映像で、その迫力に圧倒されたというか
戦争の恐怖がこんなにダイレクトに伝わってくる映像作品は
初めて見たというのが正直なところで
本当にもう、圧巻でありました
これがよい、あれがよいとか
上げ連ねるのも恥ずかしくなるような、
どこを切り取っても見事なというか、
もう、論ずることがためらわれるような見事さに
あっけにとられたという次第なのでありました
出ている俳優が素晴らしいというのはいうまでもなく、
丹波哲郎、仲代達也
この二人の迫力たるやというか、丹波哲郎の素晴らしい切れ者っぷりが、
改めて、すごい俳優だったんだと納得の演技に
もう、すげぇ、本当言葉もねぇと
そんな塩梅だったのであります
日露戦争をダイジェストで知ることができる内容ながら、
基本的に陸戦、しかも、旅順攻略のみに絞っているにも関わらず
その一見無益とも思える突撃の連続、そして、敗退
この敗退が凄絶きわまりなくて、
それでいて、武士道、騎士道それぞれの精神が発揮される
休戦のやりとりがあったり
兵隊やくざがいたり、様々な一兵卒がそれぞれのものを背負って
戦い、死に、殺し、殺されというのが次々とやってくるのに
どれも重なり合わないというか同じではない、どれもそれぞれが
独立して物語になっているとわかる
その生き方に人生が見えるというと言い過ぎかもしれないが
連なり、積るものが感じられたのでありました
中隊長の戦場での一連が、
本筋とはまた別の物語のようにも思えつつ、
これこそが、この戦争を象徴した一つの物語だったのかとも
感じられるようで、乃木の過酷な立場も感じつつ、
すごくよい映画だったと心の底から思ったのでありました
よかった、長いけど見た甲斐があった