知ってるつもり――無知の科学 著:スティーブン スローマン
知っていそうで、知らない技術の話を集めたものかと思えば、
もっと深く、世の中知っていると錯覚している人ばかりだ、
それを科学的に示そうといった感じの本でありました
非常に面白いというか、そうだよな、
本当にその通りだよと、これまた、
書かれていた通り、知っていたみたいな感想になってしまう
そういう体験をできた読書となりました
内容は、様々な観点から人が「知っている」という状態はなんなのか、
その根幹になる、知とは何を示しているのかの定義というか
語りかけから始まって、このあたりが哲学めいてもいるのだけど
非常に面白いのでありました
ちょっと、ダンアリエリー先生みたいな実験も挟みつつ、
人間が知っていると、どうやって判断しているか、
その判断に何が影響しているかを調べたりして、
どうも、人間は知的総和といったものを感じている、
どこかの知的コミュニティに所属しているので、
そこで知られていることは、
なぜだか知らないが、自分も知っているということにしてしまう
実際、聞いたらわかるのだからそうだろうと
そういう感じのことが、円滑にしているし
はたまた、大きな誤解を招いていもするというお話でありました
本当にもう、凄い興味深い
だいたい勘違いというのは、こういうところから発生しているようで、
知っているかと聞かれて、知っていると答えて、
説明してといわれてできず、
もう一度知っているかと聞かれると、知らないと答える
そんな繰り返しが観てとれたのでありました
仕組みは知らなくても動いているからいいや、
そういうものに囲まれて済ませている現在、
そういう状態に慣れきっているし、
それで正しいというか、判断が早くなり得をすることが多いのだけども、
つけこまれるようにして、保険だとか、契約なんかで
あれこれ騙されることにも繋がるという
そこを解説してくれているのでありました
結局、どうしたらいいかというか、
どうしたって、人は知ったかぶってしまうし、
なんとなく説明を聞いたという事実だけで、
知っている、わかったと判断してしまうという
困ったことがおきると
その事実はどうしようもないのだが、
さて、自分を知る、知らないことを知るということの難しさと大切さが
しみじみわかるような本でありました
面白かったわ、本当にもう
知っていそうで、知らない技術の話を集めたものかと思えば、
もっと深く、世の中知っていると錯覚している人ばかりだ、
それを科学的に示そうといった感じの本でありました
非常に面白いというか、そうだよな、
本当にその通りだよと、これまた、
書かれていた通り、知っていたみたいな感想になってしまう
そういう体験をできた読書となりました
内容は、様々な観点から人が「知っている」という状態はなんなのか、
その根幹になる、知とは何を示しているのかの定義というか
語りかけから始まって、このあたりが哲学めいてもいるのだけど
非常に面白いのでありました
ちょっと、ダンアリエリー先生みたいな実験も挟みつつ、
人間が知っていると、どうやって判断しているか、
その判断に何が影響しているかを調べたりして、
どうも、人間は知的総和といったものを感じている、
どこかの知的コミュニティに所属しているので、
そこで知られていることは、
なぜだか知らないが、自分も知っているということにしてしまう
実際、聞いたらわかるのだからそうだろうと
そういう感じのことが、円滑にしているし
はたまた、大きな誤解を招いていもするというお話でありました
本当にもう、凄い興味深い
だいたい勘違いというのは、こういうところから発生しているようで、
知っているかと聞かれて、知っていると答えて、
説明してといわれてできず、
もう一度知っているかと聞かれると、知らないと答える
そんな繰り返しが観てとれたのでありました
仕組みは知らなくても動いているからいいや、
そういうものに囲まれて済ませている現在、
そういう状態に慣れきっているし、
それで正しいというか、判断が早くなり得をすることが多いのだけども、
つけこまれるようにして、保険だとか、契約なんかで
あれこれ騙されることにも繋がるという
そこを解説してくれているのでありました
結局、どうしたらいいかというか、
どうしたって、人は知ったかぶってしまうし、
なんとなく説明を聞いたという事実だけで、
知っている、わかったと判断してしまうという
困ったことがおきると
その事実はどうしようもないのだが、
さて、自分を知る、知らないことを知るということの難しさと大切さが
しみじみわかるような本でありました
面白かったわ、本当にもう