CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】曹操

2017-09-01 22:09:12 | ドラマ映画テレビ感想
先日までうちで写るテレビでやっていた
中国で制作されたドラマであります
三国志の曹操を主人公にして、その生涯の前半を描いた
非常にドラマチックな物語で、期待してなかったのに
凄い面白くて驚いた、個人的には大ヒットの三国志ドラマでありました

幼い曹操が、宦官の血縁だと罵られつつ青年となり、
陳宮と出会い、董卓を打倒しようと生きて、やがて中原の覇者になっていく
その姿を苦難と、努力の状況から描いていて
主役、主人公として見事に曹操が立っていて、感激ひとしお
知った風なことを書いていますが、
曹操とはこうあるべきだよなと思う、まさにそれを物語にしてあって
胸がすくというか、とても楽しかったのでありました

特に最終回はなかなか衝撃的で、
ずっと好意的に描いていた郭嘉をどう描くかと思えば、
まさかそんな描き方で、しかも友情と哀しさとというか
様々なことを表現しきってしまうとはと
ちょっと、感動すらしてしまったのであります
天意とすら思えるような最後を見せてというのがまたまた
ステキというか、なんだろうか、中国的であり、
三国志的でありという感じが、この伝説の物語というそれこれ
なんか、もう、本当に
よくできたドラマだったと感動したのでありました

また、三国志といえば、劉備の描き方が気になるところで、
こちらもまた、非常によかった
聖人君子ぶった強かな男というのに徹していて
このほうがいかにも、劉備っぽいよなと
これまた、感心しきりだったのであります
ああいった手合いだからこそ、あの時代、あのように生きて
そして、英雄となったんだろうと
物凄い説得力があったと思うんだが、なかなかどうして
楽しかったのであります
弟の関羽がちょっと細身だったのが気になってしまったけども
それはそれとして、この陣営の描き方も非常に面白かったのであります

君主である非業といったらいいのか、
曹操が苦渋の決断や、策を用いる際の鋭さと非情さ、
それを選択するということを描いているのが
とても楽しかったというか、いいドラマだなぁと
なんか感動してしまったのであります
なかなか、英雄の酸いと甘いを描いたものってのは無いと感じるんだが
中国のドラマというのは、この清濁が描かれるから
とてもいいものだと思ったのであります
日本で歴史ドラマやるときもこんな感じで
一方的な英雄ではないものを描いてほしいなと
感心しきり、思ったのでメモっておくのでありました
いいドラマだった、とても面白かった