わかっていただけますかねえ 作:ジム・シェパード
歴史物を扱った短編集でした
歴史物といっても、古代から近現代まで幅広いジャンルで、
そのときに生きた人たちの姿みたいなのを描いて、
なんともいえない感傷を呼び起こす
不思議な小説なのであります
正直、読んだうちの半分くらいが意味不明というか、
なんか、よくわからんという気分になって終わったんだが
こういうのが、いかにも、海外文学っぽいなと
ありていな感想を抱いたわけでありました
古代ギリシャの話があると思えば、
チェルノブイリの悲惨な事故を描いたものもあり、
何の変哲も無い、現代の学生の生き様もあったと思えば
ソ連の宇宙飛行士にまつわる話があったりと
非常に多岐にわたった題材で、
その事象というか、事件や伝説を知っていると
さらに深く楽しめるのかもしれないと思える内容でありました
ただ、どれもこれも、笑ったり楽しんだりといったものとは
かなりかけ離れている様子でありまして、
そこにある憂鬱といったらいいのか、虚無みたいなのを抱く人たち、
しっくりこない日常を連綿と描いているのが特徴というか
どれも同じような雰囲気だと思わされるところでありまして、
これだけ題材も違えば、文体めいたものも違うというのに
印象が同じになるというのは、作風と呼ぶそれなんだろうと
脱帽なのでありました
どれ読んでも、哀しい気分になるのは間違いないのである
不思議な小説だったと思いつつ
読み解くのに、物凄く時間と根気がいる
難しい内容であったとも追記して
メモを終わる
そう、読み終えて理解というか消化しきれていないのである
まいったなぁ
歴史物を扱った短編集でした
歴史物といっても、古代から近現代まで幅広いジャンルで、
そのときに生きた人たちの姿みたいなのを描いて、
なんともいえない感傷を呼び起こす
不思議な小説なのであります
正直、読んだうちの半分くらいが意味不明というか、
なんか、よくわからんという気分になって終わったんだが
こういうのが、いかにも、海外文学っぽいなと
ありていな感想を抱いたわけでありました
古代ギリシャの話があると思えば、
チェルノブイリの悲惨な事故を描いたものもあり、
何の変哲も無い、現代の学生の生き様もあったと思えば
ソ連の宇宙飛行士にまつわる話があったりと
非常に多岐にわたった題材で、
その事象というか、事件や伝説を知っていると
さらに深く楽しめるのかもしれないと思える内容でありました
ただ、どれもこれも、笑ったり楽しんだりといったものとは
かなりかけ離れている様子でありまして、
そこにある憂鬱といったらいいのか、虚無みたいなのを抱く人たち、
しっくりこない日常を連綿と描いているのが特徴というか
どれも同じような雰囲気だと思わされるところでありまして、
これだけ題材も違えば、文体めいたものも違うというのに
印象が同じになるというのは、作風と呼ぶそれなんだろうと
脱帽なのでありました
どれ読んでも、哀しい気分になるのは間違いないのである
不思議な小説だったと思いつつ
読み解くのに、物凄く時間と根気がいる
難しい内容であったとも追記して
メモを終わる
そう、読み終えて理解というか消化しきれていないのである
まいったなぁ