というわけで、年明けに見たドラマであります
毎年2日については、この枠を見るためだけに
全ての予定をうっちゃっておるわけでありますが
今年はさてさてと、眺めてみたのでありました
そういえば、昨年12月14日付近で
赤穂浪士がどうしたとか見なかったなと思っておりましたが
ごっそりここで放映
内容は、討ち入り前のどうして松の廊下騒動が起きたか
そして、その後どういう経緯で浪士が蜂起したか
そういうお話でありましたところ
なかなか面白かった、というのも
最近になってようやく、時代劇をちゃんと時代物として見ようと
思っていたからかもしれぬと
どうして松の廊下が起こったかあたりで
しみじみ感じたのでありました
昨今、吉良家に同情の余地有りという
雰囲気があったようななかったようなと
個人的に思っておりましたし
近所が吉良町なんだから当たり前といえば当たり前でありますが
はてさて、このドラマの秀逸なところは
吉良様が悪い人すぎるわけでなく
赤穂の殿様がバカすぎるわけでなく
とりあえず悪いのは幕府ということにしておこう
いや、幕府いうか、綱吉ということにしておこう
そういうお話作りになっており
いたく楽しかったのでありました
相変わらずというか、ここのところ
津川先生が出る度に全ての時代劇が
面白く感じてしまうこのごろなのですが
この綱吉もよかった、最近の津川先生は
ああいう、少し抜けた感じのえらい人役をすると
どっしりと固めてくれるので大変見ていて
安心できるわと、しみじみ何様のつもりかわからないことを
感じてしまう次第でありました
何が正しいかではなく、将軍が言ったということが重要なのだ
この台詞の深いところというか
まぁ内容は浅いわけでありますが
津川先生が言うだけで、なるほどなぁと
綱吉の言い分もわかってしまったような気になっていたのであります
さて、瑤泉院という人が暗躍して
一斉蜂起ということになったみたいな、そういうお話
だったと思うのですが、その割に
もう一つ、彼女ががんばったというか手を出したという感じに取れず
はてな、そういう具合でありました
なんだろうか、それはそれとしてもやはり
赤穂浪士は討ち入りをせざるを得ない武士の生き様だった
そっちの方が説得力があるなぁと感じた次第
誰かの陰謀によって起こされたという一面もあるんだろうが
自然発生的に、もはや、何もかもを失った時
美しく最期を飾ろうと思った男たちのなれはてが
討ち入りしたんじゃねぇかなという方が
説得力あるなぁと、見ていて思ってしまったところ
そのため、ちょっと討ち入りのところでは
盛り上がりがダウンしてしまったのであります
一番面白かったのは
殿様が腹切って死ぬまでの、あの
いぢめと勘違いというか、被害者からはそう見えた
そういう具合の序盤でありました
感想も飛び飛びとなってしまいますが
ともかく、そうなのだ
実際のところ、開始早々から討ち入りだったし
はじめ見てるときは、え、もう終わりじゃねぇか
と焦ってしまったのでありますが
赤穂の殿様の人となりと、吉良の人となりが
事件を起こすに仕方ない
ここに尽きたと
個人的に思ったのでありましたとさ
なんか、書くのが明らかに面倒くさくなっておりますが
ともあれ、よかったことはよかったので
書き記しておくのであります
おしむらくというか、たぶん本筋と関係ないせいでしょうが
清水一学が、ほとんどというかまったく活躍せなんだ
挙句、二刀にもならず、橋の上にも上らなかったのが
個人的に大変不満でありましたのでした
四谷怪談ではちゃんと出てたのになぁ
一学大好きとしては、惜しいものであります
次回赤穂浪士を扱うお話をどこかやるときは
一学視点でやってもらいたい
なんか、そういう小説が、吉川栄治あたりで
あった気がすると
思ったりなんだったりしつつ
今年のワイド時代劇は、ぼちぼちという具合で
ありましたとさ
毎年2日については、この枠を見るためだけに
全ての予定をうっちゃっておるわけでありますが
今年はさてさてと、眺めてみたのでありました
そういえば、昨年12月14日付近で
赤穂浪士がどうしたとか見なかったなと思っておりましたが
ごっそりここで放映
内容は、討ち入り前のどうして松の廊下騒動が起きたか
そして、その後どういう経緯で浪士が蜂起したか
そういうお話でありましたところ
なかなか面白かった、というのも
最近になってようやく、時代劇をちゃんと時代物として見ようと
思っていたからかもしれぬと
どうして松の廊下が起こったかあたりで
しみじみ感じたのでありました
昨今、吉良家に同情の余地有りという
雰囲気があったようななかったようなと
個人的に思っておりましたし
近所が吉良町なんだから当たり前といえば当たり前でありますが
はてさて、このドラマの秀逸なところは
吉良様が悪い人すぎるわけでなく
赤穂の殿様がバカすぎるわけでなく
とりあえず悪いのは幕府ということにしておこう
いや、幕府いうか、綱吉ということにしておこう
そういうお話作りになっており
いたく楽しかったのでありました
相変わらずというか、ここのところ
津川先生が出る度に全ての時代劇が
面白く感じてしまうこのごろなのですが
この綱吉もよかった、最近の津川先生は
ああいう、少し抜けた感じのえらい人役をすると
どっしりと固めてくれるので大変見ていて
安心できるわと、しみじみ何様のつもりかわからないことを
感じてしまう次第でありました
何が正しいかではなく、将軍が言ったということが重要なのだ
この台詞の深いところというか
まぁ内容は浅いわけでありますが
津川先生が言うだけで、なるほどなぁと
綱吉の言い分もわかってしまったような気になっていたのであります
さて、瑤泉院という人が暗躍して
一斉蜂起ということになったみたいな、そういうお話
だったと思うのですが、その割に
もう一つ、彼女ががんばったというか手を出したという感じに取れず
はてな、そういう具合でありました
なんだろうか、それはそれとしてもやはり
赤穂浪士は討ち入りをせざるを得ない武士の生き様だった
そっちの方が説得力があるなぁと感じた次第
誰かの陰謀によって起こされたという一面もあるんだろうが
自然発生的に、もはや、何もかもを失った時
美しく最期を飾ろうと思った男たちのなれはてが
討ち入りしたんじゃねぇかなという方が
説得力あるなぁと、見ていて思ってしまったところ
そのため、ちょっと討ち入りのところでは
盛り上がりがダウンしてしまったのであります
一番面白かったのは
殿様が腹切って死ぬまでの、あの
いぢめと勘違いというか、被害者からはそう見えた
そういう具合の序盤でありました
感想も飛び飛びとなってしまいますが
ともかく、そうなのだ
実際のところ、開始早々から討ち入りだったし
はじめ見てるときは、え、もう終わりじゃねぇか
と焦ってしまったのでありますが
赤穂の殿様の人となりと、吉良の人となりが
事件を起こすに仕方ない
ここに尽きたと
個人的に思ったのでありましたとさ
なんか、書くのが明らかに面倒くさくなっておりますが
ともあれ、よかったことはよかったので
書き記しておくのであります
おしむらくというか、たぶん本筋と関係ないせいでしょうが
清水一学が、ほとんどというかまったく活躍せなんだ
挙句、二刀にもならず、橋の上にも上らなかったのが
個人的に大変不満でありましたのでした
四谷怪談ではちゃんと出てたのになぁ
一学大好きとしては、惜しいものであります
次回赤穂浪士を扱うお話をどこかやるときは
一学視点でやってもらいたい
なんか、そういう小説が、吉川栄治あたりで
あった気がすると
思ったりなんだったりしつつ
今年のワイド時代劇は、ぼちぼちという具合で
ありましたとさ