
2テラバイトのハードディスクが、積み上げられております。
スペース緑の一角ですが、これはこのスタジオのオーナーであり、日本を代表する尺八奏者でもあり、また、レコーディングエンジニアでもある三塚さんの持ち物です。
レコーディングなどを行いますと。扱うデータが沢山になりますので、このように沢山、用意されているわけです。
剥き出しで置いてある件につきましては、
「パソコンの中より全然良いでしょう(笑)」
とのことでした。
これにはうなってしまいました。
・・・確かに。
たとえば3年ほど使ったパソコンを開けてみますと、3年分のホコリにまみれています。
構造上、どうしても、ファンを使っていますので、ホコリが入りやすいのですよね。
これはきちんと部屋を掃除している人のものでも、かなりの確率で同じようなものだと思います。
パソコンの中までは、掃除しませんものね・・・。
でも、ホコリの弱いのが、こういった精密電子機器の特徴ですから、
ならば、
こうして見えるところに積み上げておく方が、よっぽどホコリの無い環境に保管している、という判断なのですね。
やはり、その道の人には、経験に裏打ちされた”作法”があるのですよね。
勉強になります。
ところで、「2TB」とありますのは「2テラバイト」の略です。
お寺のバイト、ではありません
。
1GB(ギガバイト)なんていう単位が出た頃は、「すげー!なんでも入るじゃん」とびっくりしたものですが、
それの1000倍ですものね(笑)。
そもそも、その昔は240MBとかいうと、「大容量!」なんて言われていたのですから。
はい、もう眠くなったでしょう(笑)。
飛ばしたでしょう(笑)。
1TBというは、どのくらいの容量なのでしょうか。
「1TBは、一般的なDVD(4.7GB)の約210枚分の容量です(1TB=1,000GBで計算)。
デジタルカメラの写真であれば25万枚保存することができます(1枚4MBで計算)。
1日に10枚写真を撮っても68年分の保存が可能です。
音楽も1曲4MBなら25万曲。10曲入りのアルバムを25,000枚バックアップできます。」
とのことです。すごいですよね。
写真のものは、この倍です。136年分の写真が保存できるのです。
そして、この2TBのハードディスクが、5台ほど積まれています。
ということは、680年分の写真が保存できるということになります。
定点カメラで、一日に10回、シャッターが下りるようにして、見てみたいですね。
680年後の世界。
うどんは、そのまま残っているのでしょうか。
餃子は、そのままの味でしょうか。
その頃は、
どんな音楽が、聞かれているのでしょうか。
ピアノも、弾かれていると嬉しいですね。
あ、シンセなんかは、どんな進化を遂げているのでしょうか。
手を使わず、念で弾く、とかなのかな
(笑)。
ではー。