

このブログは2010年12月にスタートし、大映関連は永田社長の思い出から始まり、
週に一度は俳優さんをメインに私との付き合いとか当時の挿話などを300回くらい
書き続けて来ました。今年の年末に長谷川先生のことを書いて、それで最後にしよ
うと思っていたのですが、多くの方から励まされ、今までとは少し違った角度から書
いて行こうと考えを新たにしました。
今までに使用した写真が出る場合もありますし、スターの登場しない写真も登場す
るかも知れませんが、写真は毎回1枚から3枚くらいにして、それにまつわる話を付
けたいと考えています。
また今までのように思い出したら俳優さんも書き足しますので、どうか宜しくお立寄
りくださいますようお願いします。
今回は大映京都撮影所です。私は宣伝会議で隔月でしたが京都撮影所を訪れてい
ました。
東京撮影所には明るい近代的なムードに包まれた雰囲気がありましたが、京都撮影
所は職人肌のスタッフが多く、本当に一本一本を丁寧に手作りで造りあげる雰囲気
があり、それは好きなのですが毎度緊張して行ったものです。
鈴木所長は厳しい人でしたが、はっきりものを言う人で頼もしかったし、土田宣伝課
長、徳田宣伝係長とも肌が合い、最後までいいお付き合いをしたつもりです。

三船敏郎さんと京マチ子さん、羅生門の撮影時ですね
職人技の光る、凛とした空気の撮影所は、
神聖な場所だと思いました
けんさんも緊張されたとのこと、映画は真剣な現場で生み出されて行ったのですね
そしてお二人のmodernな出で立ちにハッとします☆
偉大なる大映時代劇の魅力ですね
新しいスタイルを皆様が受け入れてくださるといいのですが、心配しています。
大映撮影所は東西ともにユニークでしたが、特に京都は自我自薦になりますが
素晴らしかったと思います。写真の真ん中は勝ちゃんで、左は左幸子です。
ずっこけな私ですがどうぞこれからも宜しくお願いいたします☆
そして新しいシリーズに心が躍ります♪♪
左幸子さんの時代劇のお姿は初めて拝見しました 情熱的で日本的な趣きの方でした(*´ー`)
>今年の年末に長谷川先生のことを書いて、それで最後
やはり最後は超大物ですよね(笑)。
ところですみません。かつて京マチ子が、やはり新聞の談話か何かで「長谷川一夫先生」と述べていましたが、やはり大映の関係者の方々には、「長谷川先生」なのでしょうか。
勝ちゃんがまだブレイクする前の作品で、当時は長谷川一夫スタイルを
目指していた頃ですから、似ている筈です。そんなこと気にしないでください。(笑)
お立寄りいただき嬉しいです。
当時の長谷川先生は、実力も権威も併せて持っておられたし、大映では
溝口健二、衣笠貞之助監督と並び取締役のお一人でしたから、皆さんその
ようにお呼びしていました。
私もお会いした時は長谷川先生とお呼びしましたよ。
いよいよ新シリーズが始まりましたね!!
楽しみにしていますから、マイペースで長期に続けてくださいね。
小学生の時に関西に家族旅行に行き、取り壊されて門だけになってしまった太秦の大映京都撮影所の印象は今でも脳裏に焼き付いています。
今、思い返すと守衛さんに粘ってお願いして中に入れてもらえば良かったなぁ・・・・
スタートしたのはいいのですが、来週は何にしようか、まだ決まっていません。
しかし今までよりは幅が広くなったので、前よりは書きやすくなりました。
一生懸命書きますので、宜しくご支援ください。
ご存知かと思いますが、朝日新聞に大楠道代さんが語る大映の記事が掲載されているようです。
http://blog.goo.ne.jp/ken401_001/e/447dbe05ea706a214e374808d0c58228