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投稿サイトに掲載された実話を書籍化し、65万部のベストセラーとなった「学年
ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を映画化
したものです。
名古屋の女子高に通うさやか(有村架純)は、偏差値30という成績。見かねた母
(吉田半)に無理やりに塾へ連れて行かれますが、入塾面接で教師の坪田(伊藤
淳史)と運命的な出会いを果たすことになります。
金髪に厚化粧、ピアス、極端なミニスカートというギャル姿に面食らう坪田でした
が、彼女の素直な性格に気付き、二人は慶應大学への受験合格を約束すること
に。そんな彼女が偏差値70の慶應大学現役合格を果たすために押されたヤル気
スイッチとは・・・。
監督は「いま、会いにゆきます」「ハナミズキ」などを手がけた土井裕泰で、長過
ぎること(117分)、必要ないナレーションやスーパーが気になりますが、小さいこ
とはボツにして、全体的に上手い纏め方を評価しましょう。
先生、家族、友人が必死になって応援し、目標に向かって突き進んで行く姿を、
笑いと涙で描いて行く姿に、甘いかも知れませんが感動的です。
有村架純、伊藤淳史、吉田半が、共に役になり切って好演なのも成功の一因で
しょう。思わぬ拾い物の一本でした。
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