永田社長がよく言っていたことです。一般用語として使われているが、もともとは映画用語で「本番」という言葉がある。幾度もテストを重ねて、いよいよこれが最後の出来上がりという意味である。ところが「本番いきまぁす!」と監督がどなり、ジーッとカメラが廻って、さて出来上がった映画は、まず映画評論家と称するウルサ型に批判され、そのうえお客さんの達者な目で見られ、面白くなければ一向に不入り続きの御難となる次第は、他でもない、人生これでOKこれで完成というわけには参らぬということと同じである。むろん人生は映画製作とは違うのだから、毎日が「本番」であり、真剣勝負である。つねに正か邪か、善か悪か、の審判を受けなければならない。
しかし私は「どんなに偉くなっても、人間は一生試験されているのだ」ということを言いたいのである。大臣にまで成り上がって「さぁ俺は位人臣をきわめたぞ」と思い込んだら大間違い、民衆はちゃんと大臣の政策なリ業績なりを、更に厳しく見ているものだ。人生の「本番」は、自分が知らないうちに、人の眼のカメラに写されていることが多い・・・。永田社長の思い出話はこれくらいにしておきますが、やっぱり私は永田社長に仕えて良かったと思っています。


永田社長さんは魅力的な方ですね
その佇まいに私はグッと来ます
特に煙草を片手に持っている写真は
本当に素敵だと思います
他の写真も、昭和の意気揚々とした
雰囲気が溢れていて大好きです
馬主さんの写真は可愛らしい感じもするし
永田さんが少し写っているだけでも
存在感がありますね
本物の人物は、本当に格好よくて、
時に健気な印象を持つものだと思いました
最高の映画を作ろうと全力を尽くす姿勢や
ダイナミックさと緻密な思考を持っていて
大映の終わりの時も責任感と男気を思いました
敬愛する大映の象徴である永田社長の
真の姿を伝えてくださって
けんさん本当に感謝していますm(_ _)m
曾孫様のご誕生おめでとうございます(*´ω`*)
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