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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

イタリアの旅 ( 8 ) ~ ヴァチカン市国 ~

2011年05月11日 | 日記
 
            前方に見える塔の一帯がヴァチカン市国です。

     私のイタリア旅行は去年の12月で、旅行記を書き始めたのが今年の
     1月、そして今まで7回の旅行記を書きましたが、完結していません。
     大概にしろ!!のお叱りを受けそうですが、今日を含めて2回、最終は
     次回「ローマの休日」ロケ地めぐりを中心にした「ローマ篇」で終わり
     たいと思っています。
     本当に時間のかかった旅行記で申し訳ありませんが、お許しいただい
     てご覧くださると嬉しいです。

     カトリック教会の総本山ヴァチカン市国は、ローマ市内にある世界最
     小の独立国家で、国全体が世界遺産に登録されていて、2000年を超
     えるキリスト教の歴史がここにあるのです。

     面積は0.5kへーべで、日比谷公園の3倍ほどの広さです。ローマ法王
     と聖職者や衛兵などを合わせて人口1000人の国です。
     約100人いるスイス衛兵の制服は、ミケランジェロのデザインといわれ、
     サン・ピエトロ大聖堂はキリスト教最大の教会であり、16世紀初頭か
     ら120年をかけてラファエロ、ミケランジェロなどが設計したものです。
     市国内の主な場所は、このサン・ピエトロ大聖堂、サン・ピエトロ広場・
     ヴァチカン美術館、法皇ほか聖職者や衛兵の事務所・居室などから
     なっています。

     サン・ピエトロ大聖堂は聖ペテロの墓の上に建てられたもので、規模
     装飾とも壮大で華麗です。
     豪華絢爛な内部装飾の中でも、特にブロンズの天蓋は圧巻です。

     サン・ピエトロ広場は、17世紀にバロックの鬼才といわれたベルニー
     ニが設計した長径200mに及ぶ回廊が、あたかも大聖堂が両腕を伸ば
     して信者を抱擁する形の建築物に囲まれた広場で、時折法皇がお出ま
     しになるミサが盛大に開催される場所となっています。

     ヴァチカン美術館は、1400の部屋、大小の礼拝堂、図書館などからな
     り、歴代の法皇が収蔵した数多い彫刻や絵画などの美術品が陳列され、
     ミケランジェロやカラヴァッジョの作品もあって実に壮観でした。
           
  
     ↑市国の国境はこのフェンスです       ↑スイス人の衛兵。
  
     ↑法皇がお出ましになる建物バルコニー   ↑右上のいくつかが法皇の居室とか
  
     ↑私のお出ましです              ↑サン・ピエトロ広場
  
     ↑ヴァチカン美術館の入口          ↑↓は美術館の内部です
  

  

  

  

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