前方に見える塔の一帯がヴァチカン市国です。
私のイタリア旅行は去年の12月で、旅行記を書き始めたのが今年の
1月、そして今まで7回の旅行記を書きましたが、完結していません。
大概にしろ!!のお叱りを受けそうですが、今日を含めて2回、最終は
次回「ローマの休日」ロケ地めぐりを中心にした「ローマ篇」で終わり
たいと思っています。
本当に時間のかかった旅行記で申し訳ありませんが、お許しいただい
てご覧くださると嬉しいです。
カトリック教会の総本山ヴァチカン市国は、ローマ市内にある世界最
小の独立国家で、国全体が世界遺産に登録されていて、2000年を超
えるキリスト教の歴史がここにあるのです。
面積は0.5kへーべで、日比谷公園の3倍ほどの広さです。ローマ法王
と聖職者や衛兵などを合わせて人口1000人の国です。
約100人いるスイス衛兵の制服は、ミケランジェロのデザインといわれ、
サン・ピエトロ大聖堂はキリスト教最大の教会であり、16世紀初頭か
ら120年をかけてラファエロ、ミケランジェロなどが設計したものです。
市国内の主な場所は、このサン・ピエトロ大聖堂、サン・ピエトロ広場・
ヴァチカン美術館、法皇ほか聖職者や衛兵の事務所・居室などから
なっています。
サン・ピエトロ大聖堂は聖ペテロの墓の上に建てられたもので、規模
装飾とも壮大で華麗です。
豪華絢爛な内部装飾の中でも、特にブロンズの天蓋は圧巻です。
サン・ピエトロ広場は、17世紀にバロックの鬼才といわれたベルニー
ニが設計した長径200mに及ぶ回廊が、あたかも大聖堂が両腕を伸ば
して信者を抱擁する形の建築物に囲まれた広場で、時折法皇がお出ま
しになるミサが盛大に開催される場所となっています。
ヴァチカン美術館は、1400の部屋、大小の礼拝堂、図書館などからな
り、歴代の法皇が収蔵した数多い彫刻や絵画などの美術品が陳列され、
ミケランジェロやカラヴァッジョの作品もあって実に壮観でした。
↑市国の国境はこのフェンスです ↑スイス人の衛兵。
↑法皇がお出ましになる建物バルコニー ↑右上のいくつかが法皇の居室とか
↑私のお出ましです ↑サン・ピエトロ広場
↑ヴァチカン美術館の入口 ↑↓は美術館の内部です
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