↑ 左から宮川和子、仁木多鶴子、弓恵子
このブログを立上げて、もうすぐ三年目を迎えることになります。私は大映
OBなので大映のことを随分書いてきました。
まず永田雅一社長のことから始めてその項が13回、大映株式会社宣伝部
シリーズが7回、大映株式会社宣伝部番外編が7回、それに今、毎週月曜
に書いている大映宣伝部番外編/古い写真の思い出は今回で29回目です
から、全てを加えると我ながら驚く56回です。
いずれも短期で終わろうと思っていたのですが、どんどんと長くなってしまい
ました。
そろそろザ・エンドにしなくてはと思いながらも、まだ材料が残っているし、今
年の大映会は10月にもと東京撮影所で開催の由で、懐かしい顔ぶれに会え
そうです。
そんなことで今年一杯は続けられると思っています。このシリーズを書いてい
て嬉しかったことに、音信不通になっていた懐かしいもと大映関係者と連絡が
取れ、付き合いが再開されたことでした・・・。
今回は、本社・東京撮影所・京都撮影所で毎月開催されていた宣伝会議に
関連した話です。
東西両撮影所で製作する作品と、大映が輸入配給していた洋画と合わせて、
毎月6~8作品の宣伝方針、宣伝文案・特別宣伝プラン・マスコミ対策などが
丸一日かけて討議・決定されるのです。
映画会社としては重要な会議ですから、前もって全作品の脚本を読み、私な
りの考え方や討議用の宣伝文案などを作って持参しなければならず、非常に
神経を使う仕事でした。
そんな宣伝会議ですからカメラを持って行ったことはほとんどありませんし、
何か撮るのならスチールマンがいるので撮らせるといった按配です。
撮影所で顔なじみの監督とか俳優連中に会うのは、昼食時とか休憩時にお
手洗いでバッタリが多かったし、時間が無くて余程のことがなければセットま
で行きません。
主演クラスの俳優さんは劇場挨拶やら作品のキャンペーンで会えるからいい
のですが、主演クラス以外の人たちに撮影所で会えた時はとても嬉しかった
です。
下の写真は、そんな状況の東京撮影所でのスナップです、ご覧ください。
次回は京都撮影所でのスナップをアップするつもりです。
↑ 田中三津子
↑ 霧立はるみ、高田美和 ↑ 夏木章と私
↑ セットで叶順子 ↑ セットで若尾文子
こんばんは。
いつもありがとうございます。
大映会って、どんな集いでしょうか。
いつの日にかポスターやプレスシートや
ロビーカードなどの宣材紙媒体を網羅した
大規模な展覧会を拝見したいなぁと
夢のようなことを願っています。
林
コメント有難うございます。嬉しいです。
大映会は、もともと大映出身の俳優さんたちが集まって開く親睦会ですが、
それに関連していた大映OBも加わり、毎年行なわれています。
今年は角川さんのご好意で、懐かしい東京撮影所で開催されることになり、
私も出席する予定です。
私はこの会に出席するため、10月に予定していた海外旅行を11月に変更しました。
懐かしい撮影所での大映会なので、私も楽しみにしています。
最後の大映社員名簿に名前が残っている、ぎりぎりまで頑張ってくれた子の一人です。
私も非常に好感を持っていた女優さんで、脇役に徹し
100本に近い作品に出ていると
思います。
元気にしているといいのですが・・・。