勝地(かつち)ブログ

ご意見は下記に
✉ tsunehisa605@gmail.com

NO.2446 高速道路効果

2015年07月25日 21時54分01秒 | Weblog
今日も「かつちブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


日高での北近畿豊岡自動車道・山陰近畿自動車道早期実現促進大会に参加してきました。

暑いなか、但馬3市2町から800人くらいの参加だと思います。28年度中に八鹿氷ノ山ICからさらに北へ、仮称日高ICまで9.7キロメールが供用開始となります。開通すれば八鹿氷ノ山ICも影響を受け上り下りする利用客は少なくなるでしょうね。

国土交通省技監 徳山日出男氏から「但馬地域の活性化と道路ネットワーク」と題した基調講演がありましたが示唆に富んでました。



時間距離が短くなることでカバーできるエリアが格段に拡がります。医療圏や経済圏が拡がるということです。さらに北伸して豊岡ICまで開通すると迅速な救急医療の確保という点で、地域唯一の第3次救急医療施設である豊岡病院へ医師・患者が集約されていく構図が見えないわけではありません。医療の棲み分けも現実味となり、整備中の仮称朝来医療センターは十分そのへんの協議がなされているのか外野から見て心配しています。
ともあれ、近年頻発する局地的豪雨などの自然災害においては代替え道路として機能を発揮し、救急搬送や緊急物資輸送に高速道路網は大きく役立つものと期待しています。

養父市は廃校舎への企業誘致、冬夏のスキー場利用客像、農業関連産品の流通経路確保などに高速道路効果が現れつつあります。高速道路がついたから町がようなるものでもないことを学びました。町を良くしようとあれこれ汗を流すときに高速道路が役に立つ、効果をもたらしてくれるものです。高速道路が北伸すれば八鹿氷ノ山ICの利用客が減るから大変だという心配は、汗を流している人にとっては的を得ていない指摘と映るのだろうな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする