Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

キャラバンの途上から

2017-04-19 | Weblog
先月から、旅をしています。
「てしごとキャラバンまるでよし」という名前をつけた旅。
インド、阿蘇、長崎、山口ときて、ただいま鳥取。

インドの手仕事モノを持ち帰り、タミパンやミツロウラップはじめ、私が大好きなモノ・腹(ハラ)で納得しているモノを紹介するために「まるでよしキャラバン」号の軽自動車に積んで。
人生の旅の道連れとともに、昨年出会った大切な友人たちに再会するために、新しい友人たちに出会うために。
各地の素敵な暮らし、地球意識の暮らしに出会うために。
そんな人たちが手がけていたり、つないでいる手仕事に出会うために。

国立の仲間が、私たちの想いがそのまま滲みあふれるイラストを描いて、チラシをつくり、送り出してくれた。

満月のヨガと舞と熊本地震1年目を分かち合い
塩炊き屋さんの塩を使ってインド料理をつくり
庭に生えていたヨモギを摘んでタミパンを焼き
包丁を抜群の切れ味に研いでもらい
アフリカのフェアトレード雑貨に惚れ
味噌用に出来立ての麹を仕入れ
山菜たっぷりの山の料理をいただき
各地の海の幸を堪能し
地域の人たちと交流し

私たちから発信していくものがあり、そして受信するものがあり、キャラバン号にはまた素敵なものが詰まっていく。。。
そういうやりとりを実験する旅。

これまで私は料理研究家・料理人として料理を通してできることを考えてしごととしてやってきたけれど、料理は私の分身だから人が集まるとき食事づくりにすべての意識を注いでいたから、もう少し交流や対話もしたいよな、ということもあって。で、それなら今後どうしたいのかな、と考えていた。
料理を衣・食・暮らしのホリスティックなあり方のなかのひとつの軸として、その周りも広げて表現してみたい、伝えてみたい、それも私的に、主観的に。モザイクのように、私が感じるきらめきを合わせて。
そんな思いもあって、このキャラバン企画を思いついた。その実験は、経験不足や体力不足でつまずく場面も多々あるけれど、総じて面白く、とても充実している。そしてとにかく、出会いに恵まれている。
はじまったばかりの第1回キャラバンは、今週末のアースディで終わり、帰路につきます。
地球の上に体をもらって生きているから、やっぱり旅が好き。探し物や出会いが好き。そして帰る場所があるということも愛おしく有難い。
自分たちの感性を高めながら、このまるでよしキャラバン、または私たちなりの旅の形をだんだんとつくっていきたいと思っています。一緒に面白がってもらえると嬉しいな。

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