かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

タンス株電子化プロジェクト

2007年12月16日 | Equity

年金問題は、混迷の度を深めている。我が家も、家族分がインターネット経由では、確認できていない。住所相違なのだそうだ。再度登録し直して確認したらまた住所相違。電話をしても、話中でつながらない。腹立たしいことこの上ない。

制度変更で、振り回されそうなものの代表的なものに地デジと株券電子化があるだろう。地デジについては、まだTVも元気だし、ちょっと先なので手をつけていないのだが、株券電子化については、2009年1月に予定されているし、親が自分でやるとも思えないし、重い腰を上げた。
本人分については、すんなり完了。そして、親のタンス株電子化プロジェクトに取り掛かったが、まぁたいへん。2ヶ月たった今もまだ終わっていない。まだ、株券の現物をお持ちの方へのアドバイス方々体験談を少し。

1、株式の名義が本人名義でない場合即着手しないと大変なことになると宣伝しているから、流石にそのまま放っている人は、少ないだろう。問題は、株式の名義が本人名義になっていた場合、ひとまず安心してしまうことだ。手続きは不要とされている。ただ、このまま2009年1月に突入してしまうと、その後の売却時や名義変更時にたいへんな手間がかかる。その前に済ましておくことが肝要だと思う。

2、まず、証券会社に口座を開いて、株券を持っていく。ところが、タンス株は、取得時期が古いケースが多いため、取得価格確定のため、株式の移動証明が必要になる。ところが、この移動証明は、株の名義書き換え手続きを請け負っている信託銀行が発行するので、電話をかけまくらなければならない。会社毎に、信託銀行が違うので、たいへん。この手続きを怠ると、売却時に売却価格の95%が売却益とみなされ、課税対象になってしまう。

3、この株式移動証明が全部そろうまで、一ヶ月以上かかる。ただ、届くと感動する。よくもここまで、売買記録が残されているものだ。それに引き換え年金は...などと考える間もなく、新たな問題が。近時の取引については、信託銀行の異動証明ではなく、実際取引をした証券会社の顧客口座元帳の写しを取り寄せなければならないのだ。そこで、その株式の売買をした証券会社に元帳の写しの発行を依頼することになる。

4、もう一つ、株式移動証明を見ると、放ってあった端株の存在が明らかになる。これまた、信託会社に電話をかけまくり、端株の売却請求書をとりよせ、端株を換金することになる。もちろん、そのまま放っておいてもいいのだが、単位株にするため買い増しする気がなければ、さっさと換金して使ってしまった方がいいというのが、私の考え。

5、そして、全部そろったら、それらの証明書類と、タンス株券の取り扱い申し込み書を、株式を預けた証券会社に提出しなければならない。4のステップまでやっと終わり、今週この手続き5をする予定。

この手続きを甘く見るとたいへんだということをお伝えしたかった。残りあと一年。期日が近づくと、大混乱しそうな気がする。

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