ELPと聞いて、わかる若者がどれくらいいるのだろうか?
最近、CMで使われたたり、平清盛でリメイクされたりして、人気が出ているらしい。ELP
も驚いているだろう。
ということで、早速、日本ONLYの、ベスト盤が出た。
ELPのCDは、CD化された直後のものを数枚持っていたが、リマスターされ、大幅迫力UP。
特に、この壮大なプログレには、迫力が重要。ELPの凄い熱気、意気込みが、どかっぁと伝わってくる。
久し振りに聞いたが、改めてその迫力に圧倒された。最初に聴いたころの新鮮な感動を再体験できた。
特に、タルカス、展覧会の絵、恐怖の頭脳改革のアルバムからは、ほとんどすっぽり収められていて(そういえば、最近は、CDの収録時間がやたら長くなってきたけど、一体何分が標準になっているのだろう?)あの、襲い掛かる怒涛のサウンドの波が、そのまま体験できる。
もちろん、ベスト版じゃなくて、ふつうに買いそろえた方がいいに決まっているのだが、CDという同じ媒体のものを買いなおすという感覚がどうにも納得できなくて、ベスト盤購入に走ってしまった。
数年前、EとLは来日予定だったが、Eの病気で、キャンセルになった。また来日してくれれば、絶対行くんだけど。
あの、まだロックが、どこまで広がるか、どこまで発展するか、わからなかった時代のサウンドを求めて。