かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Tedeschi Trucks Band

2012年02月08日 | Music



今晩は、渋谷公会堂(元CCレモンホール)の、TEDESCHI TRUCKS BAND のコンサートに行った。
写真は、幻想的な渋谷公会堂前。多くの宇宙人が、巨大なUFO から降りてきたみたいだ。

変な名前のバンドだけど、要するにTEDESCHIさん(ギターとボーカル)とTRUCKSさん(ギター)夫婦を中心とした11人編成のバンド。
3人のブラス(一見よれよれだが、さまざまな技を見せてくれる)、2人のドラム(2人のドラムソロ?は、初めて見た。途中で、ベーシストまでドラマーに変身して3人ドラムソロになった)、2人のボーカル(こちらも凸凹コンビ)、ベース(なぜか自分のベースと自分の歌で、コラボしたりする)、キーボード兼フルート(独特のリズム感で、よくまとめるなと感心する)と、個性あふれるメンバー。



とにかく強力。CDで聴くのと、迫力が全然違う。
Trucksさんのコンサートは、4回目(ECといっしょの時が2回、Doobie Brothersとのジョイントの時が1回、そして今回)だが、もちろん今回のが、一番よかった。
Trucksさんは、断続的に、活動しているオールマンブラザーズバンドのメンバーだ(った)が、デレクトラッスバンドを経て、今に至っている。ちなみに、デレクの名は、ECとデュアンオールマンの、デレク&ザ・ドミノスから来ている。

相変わらず冴えわたっている。
ギターというと、左手で弦を抑えて、右手で弾くものだが、彼の場合、両手で、弾きまくっているようだ。左でも常に、弦をたたいたり、弦の上を滑ったり(スライド奏法の時もあるし、弦を抑えながらそのまま滑るように動いている時もある)、自由自在にネック上を動きまくる。右手も、ピックなして、弦をかきならす。結局、どっちの手の動きで音が鳴っているのか、判然としない。
もう圧倒されまくり。

奥さんのTedesuchiさんも、めちゃくちゃうまい。ボーカルもうまい。ブルースをギターを弾きながら歌うと、まるで女ECだ。
写真で見るとアンジェラアキみたいだが、すらっとした美人である。二人の子持ちらしい。
日本初登場だから、ますますインパクト大。

ライブで本領を発揮する典型的なバンドではないか。
明日の券は、まだ入手可能のようだから、ロック、ブルース、エレキギターファンには、絶対お勧めできる。

明日から、ちょっと外遊予定。

コメント
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