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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

マラッカ

2007年03月02日 | Singapore・Malaysia・Indonesia

朝日新聞に、アジアの街角というコラムがある。さらっと読めて、亜細亜の町々のポイントがわかるから楽しい。



今週は、マラッカだった。

マラッカは、元々マレー人の町だが、中国人が多く移り住み、ポルトガル、オランダ、イギリスなどの植民地でもあったから、とても国際色豊かな街になった。マレー文化と中国文化の融合も面白い。シンガポールからも車で、すぐ行けるので、日帰りツアーも出ている。
日本にキリスト教を伝えたフランシスコザビエルは、ここで、布教した後、日本で布教し、亡くなった。その遺体は、また、マラッカを通って運ばれて、インドのゴアに埋葬されている。

ラッフルズは、イギリスの植民地だった、マレーシア、シンガポール、インドネシアを統治した。このラッフルズの動きでもわかるように、ここの辺りは、昔から、海運の要所で、ヨーロッパの列強が押さえようと必死だった場所だ。今も、日本の石油の殆どは、ここを通って運ばれてくる。

ただ残念ながら、まだ海賊が絶滅できていない。また、マラッカ海峡の平和が維持できなければ、日本は、たいへんなことになる。
世界は、海でつながっている。

コメント
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