カープな毎日

カープファンのひとりごと。

森下が2年目の球団最高額で契約更改

2020年12月08日 21時18分13秒 | オフシーズン

 森下が契約更改交渉を行い、2年目では年俸とアップ額とも球団最高額となる2,700万円増の4,300万円で契約を更改しました。

 今季は開幕から先発ローテ入りして18試合の登板で規定投球回をクリアする122回2/3を投げて、チームトップとなる10勝3敗、防御率はリーグ2位の1.91とエース級の成績を残して、新人王最有力候補となっています。1シーズンとおして安定した投球を続けていましたが、その中でも10,11月は5戦4勝0敗、防御率0.24の好成績で10,11月度の「大樹生命月間MVP賞」を獲得しました。

 エース大瀬良の離脱、K,ジョンソンの不調、さらにシーズン終盤には野村が離脱と苦しい先発ローテにおいて、1回登板を回避した以外はローテを守り切り、シーズン終盤は森下が投げる試合は負ける気がしない程で、エースの風格を感じさせました。もし森下がいなかったら、間違いなく先発陣は崩壊して、チームも最下位になっていた可能性が高いと思います。2年目の年俸とアップ額が球団最高額という高評価も納得です。

 来季も今年と同じくらいの成績を残すことを目指し、さらに開幕投手を狙う意気込みを見せていますが、その座を掴み取る可能性は十分にあると思います。今オフは疲労をしっかり取ってコンディションを整えて来春のキャンプに臨んでほしいですね。

 来季の先発ローテは、大瀬良、森下、九里と3本柱がしっかりと揃い、そこに野村、遠藤、床田、高橋昂、さらに栗林らの即戦力新人3投手が加わっての争いになるので楽しみですね。

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野村が現状維持で契約更改

2020年12月07日 21時01分05秒 | オフシーズン

 野村が契約更改交渉を行い、現状維持の1億2,000万円+出来高で契約更改しました。

 2年契約の1年目となる今季は13試合に登板して6勝3敗、防御率4.58の成績でした。今季は春季キャンプ中に右ふくらはぎを痛めて、プロ入り後初めて開幕1軍入りを逃すも、7月の1軍昇格後は不安定だった先発陣の中で安定した投球でローテを支えて6勝を挙げましたが、10月に試合中に違和感を感じるとそのまま出場選手登録を抹消され、「右鎖骨下静脈血栓症除去術」を受けて再び離脱となってしまいました。

 現在は、リハビリを進めながら、キャッチボールを再開しているとのことで、2月の春季キャンプには間に合うようです。

 今季はケガに悩まされたシーズンとなってしまいましたが、その状況でも6勝を挙げたところは野村の実力の高さを示しており、先発陣にとって野村の存在は必要不可欠だと思っています。

 来季は先発ローテ争いが激しくなると思われますが、野村の実力なら間違いなくローテに入ってくると思うので、来季に向けてケガをしない体作りをして、1シーズンローテを守り切り2桁勝利を挙げて復活してほしいですね。

 

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九里が1,500万円増で契約更改

2020年12月04日 22時14分04秒 | オフシーズン

 九里と羽月が契約更改交渉を行い、九里が1,500万円増の8,700万円、羽月が200万円増の700万円でそれぞれ契約更改しました。

 九里は、開幕から先発ローテーション入りすると、遠藤と共にローテを守り切り、自身初の規定投球回に到達して8勝6敗、防御率2.96と奮闘しました。

 シーズン前半戦こそ不安定な登板が続いて白星が伸びませんでしたが、後半戦から安定した投球を続けて、大瀬良と野村の離脱とK.ジョンソンの不振で苦しい先発ローテを森下と共に支える活躍でした。

 シーズン終盤の九里は、開幕時とは別人のような投球で、先発する試合は安心して見ることができ、エースの雰囲気を感じさせました。来季もこの投球を続けていけば、大瀬良、森下と3人でローテの軸として投手陣を支えることができると思います。

 来季から背番号が「12」から「11」に変更となることから、本人も球団からの期待の高さを感じているでしょう。その期待に応えて自身初の2桁勝利を目指してほしいですね。

 

 羽月は、17試合の出場で打率.182、4打点の成績でしたが、8月に1軍にプロ初昇格を果たすと即スタメン出場してチームを勝利に導く活躍で、低迷して重苦しい雰囲気のチームを一気に明るくしました。

 その後は1軍の壁に当たり、目立った活躍はできませんでしが、1軍でのプレーを経験したことは、今後に向けて良い経験になったはずです。この経験を活かして来季は飛躍の年にしてほしいです。カープの内野陣は菊池涼と田中広に続く選手が伸び悩んでいる感じがするので、羽月の成長に期待したいですね。

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西川が500万円減で契約更改

2020年12月03日 21時08分16秒 | オフシーズン

 西川と小園が契約更改交渉を行い、西川が500万減の6,300万円、小園が200万円減の800万円でそれぞれ契約を更改しました。

 西川は、開幕から3番で起用されるも、途中から1番を務めて打線を牽引しましたが、8月下旬にコンディション不良により出場選手登録を抹消され、約1カ月半戦線離脱しました。10月中旬に復帰して76試合の出場で打率.304、32打点、6本塁打の成績でしたが、規定打席到達はなりませんでした。

 11月には「右腓骨筋腱腱鞘形成術」を受けて、現在はリハビリを開始しており、来季の開幕までには間に合う見込みとのことです。

 西川の離脱は、今季の打線における最大の誤算で、得点力が上がらなかった一因となりました。不本意なシーズンとなりましたが、それでも打率3割をクリアするところは西川の打撃技術の高さを示しています。 

 西川はコンディションさえ万全なら、鈴木誠と遜色ない成績を残せるはずです。本人のコメントどおり、来季は怪我をしないように気を付けてほしいですね。

 

 今季の飛躍が期待された小園は、春季キャンプでは田中広と遊撃のポジションを争いましたが、開幕前に2軍に降格すると2軍でも打撃低迷と苦戦しました。後半戦では打撃状態が上向いて1軍昇格するも、3試合の出場で6打数無安打に終わりました。

 それでも、2軍では序盤に低迷しながらも終盤に盛り返して打率.305、1本塁打、20打点の成績を残して手応えを掴んだと思います。さらに今オフにはヤクルトの山田哲と合同自主トレを行うようなので、技術や精神面など少しでも多くのことを吸収してレベルアップを図り、来春のキャンプインではスタートから攻守で成長をアピールして、田中広とのポジション争いを見せてほしいですね。

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中村奨が現状維持で契約更改

2020年12月02日 21時01分23秒 | オフシーズン

 中村奨が契約更改交渉を行い、現状維持の700万円で契約を更改しました。

 プロ3年目となった今季は、2軍で打撃好調だったことから7月に1軍に初昇格するも、代打のみの出場で4打数無安打とプロ初安打を放つことができませんでした。シーズン後半は2軍でも結果を残すことができず、2軍では打率.244、1本塁打の成績でした。

 好調な打撃を買われて1軍に昇格しましたが、代打での起用のみだったことから結果を残すことができませんでした。いきなり1軍の試合の代打で結果を残すことは難しいと思うので、中村奨にとっては厳しい起用でしたが、スタメンや途中から守備に就く機会を与えられなかったのは、守備面で不安があったからであり、まだ1軍でマスクを被る実力がなかったということです。

 来季に向けて、打力向上はもちろんですが、捕手として守備力向上は必須です。石原慶が引退したとはいえ、1軍には會澤、坂倉、磯村がおり、2軍でも石原貴が評価を上げていることから、中村奨には厳しい状況ですが、来季は2軍で攻守で結果を残して、1軍でマスクを被る機会を与えられるようになってほしいですね。

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塹江ら5選手が契約更改

2020年12月01日 21時18分16秒 | 日記

 安部、大盛、塹江、遠藤、島内が契約更改交渉を行い、安部は1,050万円減の年俸3,250万円、大盛は500万円増の1,000万円、塹江は1,050万円増の1,900万円、遠藤は1,000万円増の2,400万円、島内は400万円増の1,600万円でそれぞれ契約を更改しました。

 安部は、26試合の出場にとどまり打率.184、2打点、0本塁打と不本意な成績に終わり、シーズン終盤は2軍で過ごしました。今季は3塁の定位置を堂林と争いましたが、堂林の打撃が覚醒したこともあり、徐々に出番が減っていきました。

 ポジション争いには敗れたものの、代打や途中出場でも結果を残すことができなかったことで、1軍での出番も失ってしまいました。内野手は若手が伸び悩んでおり、選手層が手薄なだけに安部の復活は来季の巻き返しに欠かせないと思います。来季は崖っぷちと思って覇気を出して復活してほしいですね。

 

 大盛は、西川の離脱により1軍昇格を果たすと、持ち味の俊足をいかして1番打者として打線を活性化し、73試合の出場で打率.259、2本塁打、16打点、5盗塁の成績を残しました。大盛の活躍が後半戦の安定した戦いに繋がったことは間違いないと思います。

 ただ、シーズン終盤は三振する場面が増えて、来季に向けての課題が明白になりました。外野手は激戦区のポジションであり、1軍枠争いも厳しいと思いますが、大盛はカープ打線に必要なタイプの打者だと思うので、来季は課題を克服してスタメンを勝ち取ってほしいですね。

 

 塹江は、開幕1軍入りを果たすと、不安定な中継ぎ陣の中で安定した投球を続けてセットアッパーとして奮闘して、フランスアに次ぐ52試合に登板し3勝4敗19ホールド、防御率4.17の好成績を残しました。

 今季の序盤は、塹江以外の中継ぎ投手が機能せずチーム低迷の一因となっただけに、塹江の存在がとても心強かったです。後半戦は疲労から球威が落ちてしまいましたが、1年間セットアッパーの役割を果たしたことは素晴らしく、今季投手陣では森下に次ぐ高評価ではないでしょうか。

 来季は今季の経験を活かして、1年間安定した投球を続けて最優秀中継ぎ投手を目指してほしですね。

 

 遠藤は、開幕ローテーション入りを果たすと、九里とともに1年間ローテを守り切って19試合に登板して5勝6敗、防御率3.87の成績を残しました。シーズン序盤は試合序盤での失点が多く、チームに良いリズムを作れず白星を掴めない試合が続きましたが、後半戦は安定した投球で白星を積み重ねて5勝を挙げました。

 来季は、大瀬良と野村がケガから復帰し、新人の栗林、森浦、大道が加わるので開幕ローテーション争いは激しくなりますが、今季終盤の投球ができればローテ入りできるはずです。来季は10勝を目指して、貯金を作れる投手になってほしいですね。

 

 島内38試合に登板して1勝0敗4ホールド。防御率4.54の成績でした。シーズン終盤は、ケムナと共に中継ぎ陣の柱として活躍しましたが、好不調の波が大きく、安定感を欠いていました。勝ちパターンでの起用されるためには、安定した投球を続けていかなければなりません。来季は好不調の波を小さくして、開幕から1軍の勝ちパターンを担ってほしいですね。

 

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