広島 000 102 000 3
中日 100 000 000 1
勝利投手:森1勝
敗戦投手:松葉6勝6敗
セーブ:栗林1敗29S
プロ初先発の森は、初回に四球と暴投で無死2塁のピンチを招き、大島に適時2塁打を浴びて、あっさりと先制を許してしまい、さらに四球で無死1,2塁としてしまいましたが、ビシエドとA.マルティネスを連続三振に斬り、木下を遊直に打ち取って最少失点で凌ぎました。
2回にも安打と四球などで2死1,2塁のピンチを迎えるも、大島を投ゴロに抑えてピンチを脱すると、3回も四球で無死1塁としながら、後続を断ち、4回は初めて三者凡退に抑えました。
5回2死後に2塁打で2死2塁とされましたが、ビシエドを二ゴロに打ち取り、6回の攻撃で代打を送られ、5回を3安打4四球1失点でマウンドを降りました。
打線は、3回まで1安打に抑えられていましたが、4回に連打を放ちながら、打者走者の菊池涼が2塁を狙ってアウトになり1死3塁となるも、2死後に西川が適時2塁打を放って同点に追いつきました。
6回には連打と犠打で1死2,3塁として、秋山は三振に倒れるも、西川が四球を選んで2死満塁となり、坂倉が2点適時打を放って勝ち越しに成功しました。
6回は森浦が1安打無失点に抑えると、7回はケムナが短長打で2死2,3塁のピンチを招きましたが、阿部を三振に斬って無失点に抑えました。
8回は矢崎が三者凡退に抑えると、9回も栗林が三者凡退で締めて、中日に逆転勝ちして、チームは5連勝となり、先発した森はプロ初先発で初勝利を挙げました。
森は、初回は緊張からか制球が安定せず、四球と暴投で無死2塁としてしまい、大島に適時2塁打を浴びて早々に1点を失い、さらに四球と立ち直る気配がなく、炎上するかと思われましたが、次打者ビシエドを三振に斬って落ち着きを取り戻すと、後続も断って最少失点で凌ぎました。2回以降も毎回のように走者を背負いましたが、粘り強い投球で追加点を与えませんでした。
初回の投球を見ると、森は大量失点で序盤にKOされるかと思いましたが、ビシエドを三振に斬ったことが立ち直るきっかけとなりました。
森の奮投に野手陣も奮起して、4回に同点に追いつき、降板した6回に勝ち越し点を挙げてしっかりと援護しました。森の粘投が逆転勝利を呼び込んだ勝利だったと思います。この勝利でチームはさらに勢いが付くと思うので、明日も森下の好投で白星を挙げてほしいですね。