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20安打15得点で乱打戦を制して連敗止める

2022年09月10日 23時07分14秒 | 試合結果

広島 0012 003 000 15
ヤクルト 100   600 000 7
勝利投手:森浦2勝5敗
敗戦投手:サイスニード8勝6敗
本塁打:[広島]堂林8号、坂倉14号、上本1号

 秋山がコンディション不良により1軍登録抹消という緊急事態が起こりました。新型コロナの特例での抹消ではないことから、最短でも10日後の再登録となり、CS進出を狙うチームにとっては痛い戦力ダウンとなりました。

 先発の野村は、初回に先頭塩見に2塁打を打たれ、野間の失策も絡んで無死3塁のピンチを招き、続く山崎を投ゴロに打ち取るも、三本間の挟殺プレーに時間を要して打者走者が三塁に進んで1死3塁となり、山田に適時打を浴びて先制点を奪われました。

 打線は、昨日と同じく、堂林、野間、西川、松山の上位打線で臨み、初回は2死後に安打と四球で1,2塁とするも坂倉は一ゴロに倒れ、2回は連打と犠打で2死2,3塁としながら、堂林が二飛に倒れてしまいました。

 しかし、3回に連打で無死1,3塁として、松山の適時打で同点に追いつき、四球を挟んで無死満塁とすると、敵失で1点を勝ち越しました。小園と會澤は凡退して2死満塁から、野村が2点適時打、堂林が3点本塁打を放って5点を奪いました。さらに連打で再び2死1,3塁とし、松山の適時打、坂倉の3点本塁打、上本のプロ初本塁打で5点を追加して、この回12点を挙げました。

 しかし、野村が4回に2塁打で無死2塁とされ、1死後に中村に適時打を打たれて1点を失うと、四球と安打で1死満塁のピンチを招き、代打内山壮と塩見の連続適時打でさらに3点を失ったところでマウンドを降りました。

 代わった島内は山崎に2点適時2塁打を浴び、さらに連続四球で1死満塁とピンチを拡大させたところで、森浦と交代しました。代わった森浦はオスナを併殺に打ち取ってピンチを脱するも、この回6点を失ってしまいました。

 5点差に追い上げられた5回に2四球で1死1,2塁とするも、坂倉は三振、上本が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでしたが、6回に安打と犠打で1死2塁として、2死後に四球と暴投で2,3塁となり、野間の2点適時3塁打と西川の適時打で3点を追加して、リードを8点に広げました。

 5回は続投した森浦が三者凡退に、6回は松本が1安打無失点に抑えると、7回はターリー、8回はケムナ、9回は矢崎がそれぞれ無失点に抑えて、ヤクルトとの乱打戦を制して連敗を2で止め、3位阪神とのゲーム差を0.5としました。

 

 初回にミスも絡んで先制され、打線は初回、2回とチャンスを活かせず得点を奪えず、嫌な雰囲気になりかけましたが、3回に打線が奮起しました。

 3回の12得点を呼び込んだのは、野村の打撃だったと思います。松山の適時打で同点に追いつき、さらに四球で満塁から敵失で勝ち越しましたが、なおも無死満塁の追加点機で小園が左飛、會澤が三振に倒れて2死となってしまいました。しかし、野村が2点適時打を放ったことで、野手陣も奮起して、堂林が3点本塁打を放ち、さらにこれで終わらず、野間、西川、松山、坂倉、上本と3連打に2連続本塁打で、一挙12得点を挙げました。

 もし、野村が凡退して、2得点で攻撃が終わっていたら、試合の流れを掴み損ねて、ヤクルトに逆転されていたと思います。秋山が離脱したことで、野手陣が一丸となって戦う姿勢を感じられた試合でした。この良い流れでを明日の巨人戦にも繋げてほしいですね。

 

 

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