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九里

2022年09月13日 23時02分29秒 | 試合結果

広島 000 203 010 6
阪神 000 010 020 3
勝利投手:森浦3勝5敗
敗戦投手:青柳12勝4敗
セーブ:栗林1敗30S

 打線は、青柳対策として1番野間、2番大盛を起用するなど、スタメンに7人の左打者を並べると、3回まで1安打に抑えられていましたが、4回に四球と安打などで1死1,3塁として、小園の二ゴロの間と磯村の適時2塁打で2点を先制ました。

 先発の九里は、3回に2四球と安打で2死満塁のピンチを招きましたが、大山を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、4回にも2安打で2死1,3塁とされるも、青柳を三振に斬ってピンチを脱しました。

 しかし、5回1死後に連打で1,2塁のピンチを招くと、大山に適時打を打たれて1点を失ったところで、マウンドを森浦に譲りました。

 森浦は1死1,2塁で原口を左飛、佐藤輝を右飛に抑えて追加点を与えず、九里は4回1/3を投げて8安打2四球1失点でした。

 1点差に追い上げられた直後の6回に、2塁打と四球に野選で無死満塁のチャンスを作り、磯村の三ゴロと羽月の2点適時2塁打で3点を追加すると、8回に安打と犠打で1死2塁として、代打マクブルームは左飛に倒れるも、上本の適時2塁打で追加点を挙げて試合を決めました。

 6回は松本、7回はターリーがそれぞれ三者凡退に抑えると、8回は矢崎が登板しましたが、1死後に連続短長打で1死2,3塁のピンチを招き、代打マルテに適時打を打たれて1点を失ったところで、栗林に交代しました。

 1死1,3塁のピンチで登板した栗林は、代打島田の犠飛で1点を失うも、ロハス・ジュニアを三振に斬ってピンチを脱しました。栗林は9回も続投して三者凡退に抑えて、今季30S目を挙げ、入団から2年連続30Sは史上2人目の快挙となりました。また、チームは阪神に快勝してゲーム差を1としました。

 

 絶対に負けられない試合で采配も一戦必勝の継投をしました。先発の九里は、初回から毎回安打を打たれながらも4回まで無失点で抑えていましたが、5回に3連打で1点を失ったところで、佐々岡監督は森浦に交代しました。

 5回1死の場面であり、あと2死で勝ち投手の権利を得られるところでしたが、監督は勝利最優先させるため九里に交代を命じました。この継投は成功して最少失点で凌ぐことができ、野手陣には絶対に勝つという監督の思いを感じ取ったことで、直後の6回の追加点に繋がったと思います。

 さらに8回にも矢崎が3連打で1点を失った場面でも躊躇することなく栗林を投入しました。まだ点差は4点あるにも関わらず、栗林を投入したのは、今日の勝利だけでなく、明日への戦いも見据えて、阪神を勢い付けないためでもあったと思います。

 今日の試合で、佐々岡監督の勝利への強い思いが選手に伝わったと思うので、明日も絶対に勝って阪神に追いつきたいですね。

 

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