カープな毎日

カープファンのひとりごと。

栗林が2イニング目に力尽きて痛恨の逆転負け

2022年09月20日 22時59分36秒 | 試合結果

中日 100 100 100 02 5
広島 300 000 000 00 3
勝利投手:藤嶋2勝1敗
敗戦投手:栗林勝2敗31S
セーブ:R.マルティネス4勝3敗35S
本塁打:[広島]マクブルーム17号

 先発の九里は、初回に安打で無死1塁から牽制をマクブルームが後逸し、さらに小園の失策で無死1,3塁のピンチを迎え、続く阿部の併殺の間に先取点を失いました。

 打線は、初回に安打と四球で1死1,2塁として、マクブルームの3点本塁打で逆転に成功しました。

 2回と3回は走者を出しながらも無失点で抑えましたが、4回に2安打1死球で1死満塁として、代打高橋に四球を与えて押し出しで1点を失うも、土田や柳を連続三振に斬って追加点を与えませんでした。

 続く5回は2死後に連続四球を与えて、1,2塁のピンチを招いたところでマウンドを森浦に譲りました。森浦は、木下を左飛に打ち取ってピンチを脱して、九里は4回2/3を投げて4安打5四死球2失点でした。

 打線は、4回に安打と犠打で2死2塁とするも、堂林が三振に倒れてしまい、5回にも安打と四球で2死1,2塁としながら、上本が遊ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 6回は松本が三者凡退に抑えるも、7回に登板したターリーが1死後に四球を与え、盗塁で2死2塁となったところでケムナに代わるも、阿部に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 8回は矢崎が1四球無失点に抑えると、9回も続投して三者凡退に抑えました。

 打線は、8回に死球と犠打で1死2塁の勝ち越し機を作るも、小園と磯村が連続三振に倒れて勝ち越せず、9回は2死後に2塁打と敬遠で1,2塁のサヨナラ機でマクブルームは三ゴロに倒れて延長戦に突入しました。

 10回は栗林が三者凡退に抑えるも、続投した11回に四球と敬遠などで2死1,2塁として、岡林に適時2位打を浴びて1点を失うと、さらに死球で満塁としてしまい、ビシエドに適時内野安打を打たれて2点目を失ったところでマウンドをコルニエルに譲りました。

 代わったコルニエルは、木下を遊ゴロに打ち取って追加点を与えませんでしたが、打線が、中日中継ぎ陣を捕らえられず、痛い逆転負けとなってしまい、阪神と並んで4位に転落しました。

 一戦必勝の戦いが続く中、今日も早めの継投で逃げ切りを図りまたが、矢崎、栗林の勝ち継投まであと1イニングという7回にターリーとケムナが追いつかれてしまい、計算が狂ってしまいました。

 8回と9回は矢崎が無失点に抑え、10回は栗林が難なく抑えるも、栗林までも続投させて11回に捕まって、痛恨の勝ち越し点を奪われてしまいました。

 11回を迎える時点で残っていた投手は、コルニエル、中崎、遠藤の3人という状況を考えて栗林に2イニング目を託したと思いますが、さすがに無理があったと思います。

 矢崎は先発経験もあり2イニング投げることは経験済みなので、9回も続投させたことは理解できますが、これまで2イニング投げたことがない栗林に、この苦しい場面で2イニング任せるのは酷だったと思います。

 さらに明日は阪神戦を控えているだけに、栗林は明日も出番がある可能性が高いだけに、今日の試合で無理をさせてしまっては、明日の登板にも悪影響が出る可能性があります。

 栗林で落としたこの一戦は、チームにとってもかなりショックの大きい敗戦になりそうな気がします。この重苦しい雰囲気を払拭するためには、森下の快投しかありません。

 明日は森下が抑えて、栗林の出番が無い状態にしてほしいですね。

 

コメント