ヤクルト 011 110 000 4
広島 000 005 00X 5
勝利投手:塹江3勝3敗
敗戦投手:田口4勝7敗
セーブ:栗林1敗20S
本塁打:[ヤクルト]村上29号、元山3号、村上30号
[広島]菊池涼8号
先発の九里は、2回に村上に本塁打を浴びて先制を許すと、続く3回には元山に本塁打を浴びてしまい、さらに4回にも村上に2打席連続となる本塁打を打たれてしまいました。
5回にも無死1,2塁とされ、田口が犠打失敗し、続く塩見に中前安打を打たれるも、野間が好返球で2走を本塁で刺しましたが、続く青木に適時打を打たれてしまい1点を失ってしまい、九里は5回を投げて7安打4失点で降板となりました。
6回は塹江が四球と盗塁などで2死3塁のピンチを招きましたが、サンタナを中飛に打ち取って無失点で凌ぎました。
打線は、堂林が昇格して6番1塁で起用しましたが、田口に5回まで2安打無得点に抑えらえてしまいました。しかし、6回に菊池涼が本塁打を放って1点を返すと、連打で無死1,2塁として敵失で1点を挙げました。なおも、無死1,3塁から小園が適時打を放って田口をKOしました。
さらに代わった大下から鈴木誠が適時打を放って同点とすると、犠打で1死2,3塁として代打松山の犠飛で勝ち越しに成功しました。
7回にも2死後に2,3塁の追加点機を作りましたが、小園が捕邪飛に倒れてしまい、8回には1死満塁としながら、菊池涼が併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。
7回はケムナがマウンドに上がり、2安打と暴投で2死2,3塁の一打逆転のピンチを招きましたが、山田を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、8回はバードと森浦を投入して三者凡退に抑え、9回は栗林が三者凡退に抑える完璧なリリーフでヤクルト打線を抑えて逆転勝ちを収めました。
打線が苦手の田口に集中打を浴びせて一挙5得点で逆転しました。5回までは散発2安打に封じられて、またも貧打に逆戻りかと思われ、さらに先発の九里も5回4失点KOと重苦しい雰囲気でした。
しかし、6回に先頭の菊池涼が本塁打を放つと雰囲気が一変して、代打中村奨と野間が安打で繋ぎ、敵失を挟んで小園と鈴木誠の連続適時打で畳みかけました。さらに坂倉がしっかりと犠打を決めると、代打松山が決勝犠飛を放ち、5安打を集中して5点を挙げました。
まずは菊池涼の本塁打が大きかったです。この一発で明らかにチームの雰囲気が変わりました。さらに代打中村奨がボテボテの当たりでしたが内野安打で繋いだことで、押せ押せの雰囲気を作り、その後の野間、小園、鈴木誠の安打を呼び込んだと思います。
カープ優勢の雰囲気となった7回と8回の追加点機をともに逸したのは残念ですが、6回の攻撃こそがカープが目指す攻撃スタイルだと思います。
この勢いで明日も打線が投手陣を強力に援護してほしいですね。