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大瀬良が投打で勝利に導く

2021年08月19日 23時01分06秒 | 試合結果

広島 000 010 200 3
中日 000 000 010 1
勝利投手:大瀬良5勝3敗
敗戦投手:大野雄3勝8敗
セーブ:栗林1敗19S

 打線は2番長野、5番松山を起用してテコ入れを図るも、4回まで大野雄に1安打に封じられて2塁さえ踏めませんでしたが、5回に2死1塁から大瀬良が安打を放って1,3塁と好機を拡大させ、野間の適時打で先制点を挙げました。

 続く6回は2死後に敵失で走者を出すと坂倉が2塁打を放つも、1走松山が本塁憤死して追加点を奪えませんでしたが、7回に2死2塁から野間の適時3塁打と長野の適時打で待望の追加点を挙げました。

 8回にも1死1,2塁の得点機を作りながら、菊池涼と代打西川が倒れて追加点を奪えませんでした。

 大瀬良は中5日で先発し、初回に2死3塁のピンチを迎えるも、ビシエドを中飛に打ち取ると、4回の無死1,2塁もビシエドを併殺、福田を右飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 6回にも1死2塁とされるも、大島を左飛、ビシエドの敬遠を挟んで、福田を三振に斬って無失点で凌ぎ、7回まで投げて5安打無失点に抑える好投でした。

 8回はコルニエルが登板して、1死1,2塁のピンチを招き、2死後にビシエドに適時打を浴びて1点を返されるも、9回は栗林が1安打無失点に抑えて、中日に競り勝って連敗を4で止めました。

 

 大瀬良がエースとして投打でチームを鼓舞して連敗を止めました。投球では、打線に大量援護が望めない苦しい状況でしたが、再三得点圏に走者を背負うも、気迫を前面に押し出した投球で適時打を許さず中日打線に7回まで得点を与えませんでした。

 一方の打撃では、5回に1死1塁から菊池涼の遊撃への当たりが京田の好捕により2塁封殺となり2死1塁とチャンスが潰えたかと思われましたが、大瀬良が粘りの打撃で安打を放って1,3塁と好機拡大し、続く野間の先制適時打を呼び込みました。

 さらに7回には1死1塁できっちりと犠打を決めて2死2塁として、野間と長野の連続適時打に繋げて、待望の追加点をもたらしました。

 チームは極度の貧打に苦しんでいる時に、自身が投打で勝利への執念を見せることで、チームを勢い付ける姿は、まさにエースの風格を感じさせました。

 前半戦はケガによる影響もあって本来の大瀬良の姿ではありませんでしたが、これで前半戦最後の登板から3試合連続で本来の投球を取り戻しており、後半戦の大瀬良はかなり期待が持てると思います。この大瀬良の姿に他の選手達も奮起して、ここから巻き返してほしいですね。

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