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中断で流れが変わりヤクルトに連勝

2019年05月29日 22時42分26秒 | 試合結果
広島 200 030 000 5
ヤクルト 300 000 000 3
勝利投手:大瀬良5勝2敗
敗戦投手:高橋2敗
セーブ:中崎2勝2敗8S
本塁打:[広島]鈴木誠15号
    [ヤクルト]村上14号


 初回2死後にバティスタが四球で出塁すると、鈴木誠が2点本塁打を放って先制点を挙げましたが、1回裏に大瀬良が連続短長打で無死2,3塁とされると、1死後に村上に3点本塁打を浴びて逆転を許してしまいました。
 2回にも安打と犠打で1死2塁のピンチを招きましたが、高橋を二ゴロ、宮本を投ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、3回から7回まで1安打に封じて2塁さえ踏ませない好投でした。

 打線は3回に2安打で1死1,2塁の同点機を作りましたが、鈴木誠が三振、西川が遊飛に倒れて無得点に終わると、4回は初めて三者凡退に抑えられてしまいました。
 しかし、5回に安打と四球で無死1,2塁として、菊池が投ゴロに倒れて1死1,2塁となったところで、雨脚が強くなって試合が中断し、29分後に試合が再開されると、2死後に鈴木誠の適時2塁打と西川の2点適時内野安打で逆転に成功しました。
 なおも連続四球で2死満塁と攻めたてましたが、小窪が代わった五十嵐に遊ゴロに抑えられて追加点は奪えませんでした。
 その後、6回から9回はヤクルト中継ぎ陣の前に1安打に抑えられえ追加点を奪えませんでしたが、8回はフランスアが2安打で2死1,2塁とされながら、村上を三振に斬って無失点で凌ぎました。
 9回は中崎が連続四球で1死1,2塁のピンチを招きましたが、中村を三振、荒木を二飛に打ち取ってリードを守り切ってヤクルトに連勝しました。
 両リーグ最速で30勝目を挙げ、更に5月の月間勝利数が18勝となり、94年8月の球団記録に並びました。


 大瀬良は、立ち上がりは球に切れが無く、村上に3点本塁打を浴びて逆転を許しましたが、その後は修正して3回以降はほぼ完璧な投球内容でヤクルトに追加点を与えず、味方の反撃への流れを作りました。また、途中で約30分の中断がありながらも、気持ちを切らさなかったところも素晴らしかったです。
 
 打線は、5回に中断を挟んだことで、試合の流れが変わったところを逃さず逆転に成功しました。1死1,2塁の場面で中断して、約30分後に試合再開しましたが、ヤクルト先発の高橋がリズムを取り戻す前に、鈴木誠が同点適時2塁打を放って試合の流れを変えました。
 もし鈴木誠が倒れていたら、高橋がリズムを取り戻して、逆転できていなかったかもしれません。ここぞの場面でしっかりと適時打を放った鈴木誠は素晴らしかったですね。
 投打の主軸の活躍がチームを白星に導いた好ゲームでした。まだまだ良い流れを続きそうですね。
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