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決定打が出ずに12回引き分け

2019年05月05日 20時23分04秒 | 試合結果
巨人 101 000 001 000 3
広島 200 100 000 000 3
本塁打:[巨人]坂本勇10号
    [広島]鈴木誠9号


 今季初登板初先発の中村祐は、初回1死後に2四球と安打で満塁のピンチを招くと、亀井の犠飛で1点を失いましたが、ゲレーロを三邪飛に打ち取って追加点は与えませんでした。
 直後の1回裏2死1塁から鈴木誠の2点本塁打で逆転に成功するも、中村祐が3回に坂本勇に本塁打を浴びて同点に追いつかれ、更に連打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、亀井を併殺、ビヤヌエバを右飛に打ち取って勝ち越しを許しませんでした。
 続く4回も連打で無死1,2塁とされましたが、山口を犠打失敗、増田を右飛に打ち取り2死となったところで中村恭に交代を告げられました。
 中村恭は、坂本を右飛に抑えて無失点で凌ぐと、直後の4回裏に四球と安打で無死1,2塁とし、安部が併殺に倒れるも、會澤が適時打を放って勝ち越しに成功しました。

 中村恭は5回も続投し、四球と安打で無死1,3塁の大ピンチを招きましたが、亀井を三振、ビヤヌエバを遊飛、ゲレーロを一邪飛に抑えてリードを守り切ると、6回と7回はレグナルトが1安打無失点に抑え、8回は一岡が無安打1四球無失点に抑えました。

 打線は、7回1死後に四球と安打で1死1,3塁の追加点機を作りましたが、1塁の代走上本が盗塁失敗、野間は投ゴロに倒れて山口から追加点を奪えませんでした。
 9回は中崎がマウンドに上がるも、無死1塁から代打阿部の遊ゴロがイレギュラーして併殺が取れず、1死2塁となり坂本勇に適時打を打たれて同点に追いつかれ、9回裏を中川に三者凡退に抑えられて2日連続で延長戦に突入しました。

 10回からは菊池保が登板して、11回に四球と犠打などで2死3塁とされるも、代打中島を二ゴロに打ち取って無失点に抑えると、12回はフランスアが三者凡退に抑えましたが、10回裏無死1塁は野間が犠打失敗の併殺に倒れ、11回は三者凡退に抑えられました。
 12回は、四球と犠打に敬遠、更に四球で1死満塁のサヨナラ機を作りましたが、野間が遊ゴロ、菊池が三ゴロに倒れて得点を奪えず、12回引き分けとなりました。


 ローテの谷間の試合を総力戦の末に引き分けとしましたが、登板予定の無かったフランスアまで投入して、勝ちきれず悔しい試合となりました。
 結果的には9回に中崎が1点のリードを守り切れなったことが勝ちきれなかった要因ですが、それよりも打線が追加点を奪えず、リードが1点しかなかったことでしょう。
 巨人が押し気味に進んだ試合展開も、投手陣が必至の継投で凌いで、流れを巨人に渡しませんでしたが、打線があと一押しできず流れを掴めなかったと思います。
 特に7回は不振の中田が四球で出塁し、同じく不振の代打松山の安打で1死1,3塁としながら、代走上本が盗塁失敗でチャンスを潰してしまいました。この場面、打者は野間だったので、併殺の可能性は低かったことから、アウトになるリスクを冒してまで1塁走者を動かす必要は無かったと思います。
 もし動かすなら、3塁走者の田中も動かして重盗を仕掛ける作戦はあったと思いますが、田中は全く動かなかったので上本の単独のはずです。
 勝てた試合を落とさなかったことは幸いだったと思って切り替えて、12連戦の残り3試合も頑張ってほしいですね。  
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