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延長10回7得点で快勝M14

2016年08月27日 22時54分41秒 | 試合結果
広島 011 001 100 7
中日 000 012 100 0
勝利投手:大瀬良3勝
敗戦投手:祖父江3敗
本塁打:[広島]鈴木20号,21号、新井16号

 2回に1死から鈴木が2塁打を放って出塁し、続くエルドレッドが適時打を放って幸先良く先制すると、3回には四球と2塁打で無死2,3塁として、1死後に丸の犠飛で1点を追加しました。

 黒田は、球の切れ、制球とも抜群で、4回までパーフェクトに抑える好投でしたが、5回に先頭の福田に2塁打を打たれると、1死後堂上に適時打を浴びて1点を返されましたが、その後の1死2塁は後続を断って最少失点で切り抜けました。

 1点を返された直後の6回には、鈴木が本塁打を放って再びリードを2点に広げましたが、その裏に代打藤井の2塁打などで1死3塁とされ、エルナンデスと高橋に連続適時2塁打を浴びて2点を失って同点に追いつかれてしまいました。更に1死2塁のピンチでしたが、ここは福田と平田を内野ゴロに打ち取って勝ち越しは許さず、黒田は6回5安打3失点でマウンドを降りました。

 追いつかれた直後の7回に、2番手セプティモから1死後に連打で1,2塁のチャンスを作ると、3番手又吉代わり、2死後敵失により1点を勝ち越しました。
 ところが、7回に登板した今村が、2塁打と四球で1死1,2塁のピンチを招き、藤井に適時2塁打を浴びて同点に追いつかれ、更に1死2,3塁のピンチでしたが、大島の中飛でタッチアップした3走を丸が好返球で刺して勝ち越しは許しませんでした。
 
 8回と9回は得点圏に走者を進めながらもあと1本が出ず得点を挙げられませんでしたが、8回を一岡、9回を大瀬良が三者凡退に抑えて延長戦に突入しました。

 10回に2死無走者から、石原が内野安打で出塁すると、四球と安打で満塁の勝ち越し機を作り、菊池が適時打を放って1点を勝ち越し、続く丸が押し出し四球で1点、そして新井が満塁本塁打を放って、試合を決めました。更に続く鈴木も本塁打を放って、この回7得点を挙げました。
 その裏を薮田が三者凡退に抑えて、中日に快勝して4連勝で貯金を今季最多の28としました。また、ナイトゲームで巨人が敗れたため、マジックは14となりました。


 中盤までは黒田の快投で、打線も着実に加点していたので、安心していましたが、中盤以降中日打線が粘りを見せて、同点に追いつかれてしまい、試合の行方が分からなくなりました。しかし、7回に今村が同点に追いつかれた後の1死2,3塁のピンチで、昨日の試合と同様に攻守により中日に勝ち越しを許さず、その後に登板した一岡と大瀬良が三者凡退に抑えて、流れをカープに引き戻しました。
 そして10回に2死無走者から、内野安打をきっかけに2四球を挟む7者連続出塁で一気に7点を挙げました。この粘りは素晴らしいですし、選手達の1勝への執念が呼び込んだことは間違いありませんが、7回の好守で中日に傾きかけた流れを止めて、一岡と大瀬良がしっかりと抑えたところも見逃せないと思います。
 今のチーム状態は最高ですね、このまま自分たちの野球を最後まで続けていって、優勝を決めてほしいですね。

 それにしても、昨日、今日とナゴヤドームの左翼側が、こんなに赤く染まったのは見たことがありません。ファンの盛り上がりの凄さを感じましたね。

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