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劇的逆転勝利で3タテ阻止

2016年08月07日 22時53分49秒 | 試合結果
巨人 003 110 200 7
広島 030 011 102 8
勝利投手:今村3勝4敗
敗戦投手:澤村3勝2敗27S
本塁打:[巨人]阿部8号、マイコラス1号、ギャレット17号
    [広島]會澤6号、安部4号、菊池11号


 2回に1死から連打で1,2塁とすると、會澤が3点本塁打を放って、マイコラスから幸先良く3点を先制しました。
 岡田は、初回を三者凡退に抑えると、2回には1死から連打で1,2塁のピンチを招くも、後続を打ち取って無失点で凌ぎましたが、先制した直後の3回に、1死から連続四球で1,2塁としてしまい、阿部に3点本塁打を浴びて、同点に追いつかれてしまいました。岡田はこの回限りでマウンドを降り、3回3失点でした。

 4回からは薮田が登板しましたが、1死からマイコラスに本塁打を浴びて勝ち越しを許すと、続く5回には四球と安打で無死1,3塁のピンチを招き、村田の適時内野安打で1点を失いました。更に四球で無死満塁の絶体絶命のピンチを迎えましたが、脇谷、小林誠、マイコラスを凡打に打ち取って追加点を与えませんでした。

 打線は同点に追いつかれた3回裏に2安打で1死1,3塁の勝ち越し機を作りながらも、岩本が三振、鈴木が右飛に倒れて無得点に終わりました。
 2点を勝ち越された5回には、連打と敵失で1死2,3塁とすると、新井の内野ゴロの間に1点を返すと、6回には安部が本塁打を放って同点に追いつきました。
 
 6回から登板したヘーゲンズが7回に四球で走者を出すと、ギャレットに2点本塁打を浴びて再び勝ち越しを許してしまいました。ヘーゲンズは8回も続投して、3回を投げて2失点でした。
 9回は今村がマウンドに上がり、三者凡退に抑えました。

 7回裏には、戸根から連打などで1死1,3塁とすると、新井の内野ゴロの間に1点を返しました。8回はマシソンに三者凡退に抑えられ、9回は澤村にあっさりと2死を取られて万事休すかと思われましたが、菊池が起死回生の本塁打を放って同点に追いつくと、続く丸が四球を選んで出塁して、新井が適時2塁打を放って、劇的なサヨナラ勝ちを収めて、巨人の3タテを阻止するとともに、連敗を4で止めました。これで巨人とのゲーム差は再び5.5に戻しました。

 3点を先制しながら直ぐに追いつかれ、更に投手に本塁打を浴びたり、四球が失点に繋がるなど、完全に負けパターンの展開でした。それでも打線が、同点に追いつく意地を見せると、再び勝ち越された後も諦めずに反撃を続けて、9回には2死無走者からの劇的な逆転勝利を呼び込みました。
 この前2試合は、肝心な所で打線にあと1本が出ず、競り負けていただけに、今日は絶対に打つという野手陣の意地を見た気がします。


 3カード連続で負け越すなど、チーム状態が低迷し始めてきましたが、今日の逆転サヨナラ勝ちを見る限り、まだまだ失速するようなことはないと思います。
 この1勝で再びチームに勢いが生まれることは間違いないと思うので、ここから上昇気流に乗っていきたいですね。 

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