カープな毎日

カープファンのひとりごと。

9回に劇的な逆転勝利でM18

2016年08月25日 22時24分14秒 | 試合結果
広島 000 001 113 6
巨人 004 000 000 4
勝利投手:一岡1勝1敗
敗戦投手:澤村4勝3敗33S
セーブ:中崎2勝4敗26S
本塁打:[広島]鈴木19号
    [巨人]村田17号

 九里は、2回に安打と四球で1死1,2塁とされるも、クルーズと小林誠を凡打に打ち取って無失点で凌ぎましたが、3回に2死から四球で走者を出すと坂本に適時2塁打を浴びて先制点を奪われ、更に阿部にも四球を与えて1,3塁としてしまい、村田に痛恨の3点本塁打を浴びて4点を失ってしまいました。
 続く4回にも安打と盗塁で1死2塁のピンチを迎えましたが、田口と長野を抑えて追加点を与えず、4回4安打4失点で降板となりました。

 打線は、2回に2安打で1死1,2塁の先制機を作りましたが、會澤が併殺に倒れて無得点に終わりました。5回にも2死から安打と四球で1,2塁の得点機を作りながら、菊池が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 5回からは大瀬良がマウンドに上がり、2番からの好打順を1安打無失点に抑えると、直後の6回に安打と暴投で2死2塁のチャンスを貰うと、鈴木が適時打を放って、ようやく1点を返しました。
 大瀬良は6回も続投して、1死から2塁打を浴びてピンチを背負うも、小林誠と田口を抑えて無失点で切り抜けると、直後の7回には2死から田中が2塁打を放って田口をマウンドから引きずり下ろし、菊池が代わったマシソンから適時打を放って1点を返しました。
 
 7回は薮田が登板して、安打と犠打で1死2塁とされましたが、坂本を一邪飛、阿部を三振に斬って無失点で凌ぐと、その直後の8回に2死から鈴木が本塁打を放って1点差に追い上げました。
 8回は一岡がマウンドに上がり、1死からギャレットに2塁打を浴びましたが、代打脇谷を三振、小林誠を二ゴロに打ち取って巨人に得点を与えませんでした。

 9回に澤村から代打松山の安打と犠打で1死2塁として、田中の二ゴロで2死3塁となり、菊池が適時内野安打を放って、ついに同点に追いつきました。続く丸は適時打3塁打を放ち勝ち越しに成功すると、新井にも適時打が生まれて、この回3得点で逆転に成功しました。
 最後は、中崎が三者凡退に抑えて、巨人に劇的な逆転勝ちを収めて、貯金を今季最多の26とし、巨人とのゲーム差を9に広げ、マジックを18に減らしました。


 5回までは、4回を除いて毎回安打を放ちながらも、あと1本が出ず、田口から得点を奪えず、3回の4失点が重くのしかかり、勝機が全く見当たりませんでした。しかし、2番手以降の大瀬良、薮田、一岡がピンチを招きながらも、巨人に追加点を与えず必死に耐えたことで、徐々に流れが変わり始めたことが、6回以降の毎回得点につながったと思います。
 そして、9回の劇的な逆転劇は、6回以降の着実な得点で、徐々に流れを引き寄せてたことが呼び込んだと思いますが、特に勝負の分かれ目になったのは、7回の巨人の継投だったと思います。2死から田中が2塁打を放ったところで、巨人はマシソンに交代しました。次打者の菊池は田口に合っていなかったように感じたので、マシソンに代わってくれたことで、適時打に繋がったのではないでしょうか。またこの継投により、マシソンがイニング跨ぎとなり、8回の鈴木の本塁打にも繋がったように思います。
 
 この1勝はとても大きな1勝であり、優勝に向けてムードは最高潮に達したと思います。この流れで確実にマジックを減らしていきたいですね。
コメント