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福井の気迫が逆転を呼びM20点灯

2016年08月24日 22時50分04秒 | 試合結果
広島 000 014 020 7
巨人 000 200 010 3
勝利投手:福井4勝4敗
敗戦投手:菅野7勝6敗
本塁打:[広島]安部5号、菊池12号、丸15号
    [巨人]阿部10号


 打線は、菅野に翻弄されて4回まで2安打に封じられて8三振で2塁さえ踏めず、攻略の糸口を掴むことができませんでした。
 福井も3回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませず、菅野に引けを取らない素晴らしい投球でした。しかし、4回に橋本到の安打と盗塁などで1死3塁とされると、阿部に2点本塁打を浴びて先制を許してしまいました。
 
 直後の5回に安部が本塁打を放って1点を返して、試合の流れを引き戻しました。その裏には、2死から菅野の打球が福井の右膝を直撃して、ここで降板かと思われましたが、治療後に再びマウンドに上がり、続く長野を二飛に打ち取りました。
 すると6回の攻撃で、先頭の福井が2塁打を放って打線に火をつけると、田中が適時2塁打を放って同点に追いつきました。更に犠打で1死3塁として丸の適時2塁打、松山の適時打、鈴木の適時2塁打で3点を挙げて勝ち越しに成功しました。
 
 福井は6回も続投して無失点に抑えて、6回を5安打2失点でマウンドを降りました。
 7回からは今村が登板して、失策により走者を背負うも無失点に抑えると、8回に2番手戸根から菊池と丸が連続本塁打を放って、リードを5点に広げて試合を決めました。

 8回はジャクソンンが登板するも、連続短長打で無死2,3塁のピンチを迎えて、坂本と阿部は凡打に打ち取るも、暴投で1点を失ってしまいました。
 中崎が9回を1安打無失点に抑えて、巨人に快勝し、ゲーム差を8に広げて、貯金を今季最多タイの25に戻しました。そしてついに優勝へのマジック20が点灯しました。

 
 今日は、菅野の状態が素晴らしく、阿部に2点本塁打を浴びた時には負けるかもと思いましたが、福井の気迫が逆転勝利に導きました。
 5回に菅野の打球が右膝に当たった時は、倒れ込んで起き上がれず、両肩を抱えられてベンチに戻ったので、続投は不可能だと思いました。しかし治療後に再びマウンドに戻り、後続を抑えました。この福井の姿に、今日の試合に賭ける意気込みがヒシヒシと伝わってきました。それは野手陣も同じだったと思います。
 更に食後の攻撃で、先頭の福井が2塁打を放ってチャンスメイクしたことで、福井の闘争心が野手陣に火が付いて、その後の田中、丸、松山、鈴木の適時打を呼び込んで、この回5長短打で4得点を挙げて試合をひっくり返しました。
 
 福井のマウンドと打席での気迫が、劣勢だった試合の流れを変えて、大きな1勝を挙げたと思います。巨人のエースを打ち崩しての逆転勝利により、チームに勢いが付くことは間違いないと思います。この勢いでマジックを早く減らしていきたいですね。

  
 

 

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