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ヘーゲンズ7回1安打無失点で先発初勝利

2016年08月21日 22時06分10秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広島 010 000 20X 3
勝利投手:ヘーゲンズ6勝2敗
敗戦投手:山中5勝9敗
セーブ:中崎2勝4敗25S
本塁打:[広島]田中13号


 初回は田中が死球で出塁するも、盗塁失敗により3人で攻撃を終えましたが、2回に1死から松山が安打で出塁すると、敵失と暴投で2,3塁のチャンスを貰い、安部が犠飛を放って1点を先制しました。
 3回にも2死から四球と安打で1,3塁の追加点機を作りましたが、松山が中飛に倒れて無得点に終わりました。

 ヘーゲンズは、3回までパーフェクトに抑えると、4回に2死から坂口に四球を与えて初めて走者を出しましたが、バレンティンを三ゴロに打ち取って得点を与えませんでした。
 5回は先頭今浪に四球を与えるも鵜久森を併殺に打ち取ってピンチの芽を摘み取り、無安打投球を続けました。
 6回に西田に二塁内野安打を打たれて初安打を許すと、犠打と四球で1死1,2塁とされ、初めてピンチを迎えましたが、上田を遊ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜け、この回限りでマウンドを降り、6回を1安打4四球無失点に抑える素晴らしい投球でした。 
  
 7回からは今村が登板して、坂口、バレンティン、今浪の主軸を三者凡退に抑えると、その裏に安打と犠打で1死2塁として、2死後に田中が2点本塁打を放って、ようやく山中から追加点を奪いました。
 8回はジャクソンが2奪三振で三者凡退に抑え、9回も中崎が三者凡退に抑えて、ヤクルト打線を1安打零封して、2試合連続零封勝ちしました。チームは同一カード3連勝を飾り、6連勝として貯金を今季最多の25とし、巨人とのゲーム差を8に広げました。


 ヘーゲンズが、先発に回って2試合目でしたが、前回以上の素晴らしい投球でした。持ち味の打たせて取る投球が冴えわたり、ヤクルト打線に凡打の山を築かせて、全く寄せ付けず、5回まで無安打投球を続けました。
 6回に初安打を打たれて、初めて得点圏に走者を背負いましたが、落ち着いて上田を遊ゴロ併殺に打ち取り、唯一にピンチも無失点で脱しました。
 前回が5回1失点でマウンドを降りていたので、今日も5回までかと思われましたが、あまりの好投に6回まで続投したのかもしれないですね。先発での2試合を見る限りリリーフも良いですが、先発で起用した方がヘーゲンズの持ち味を存分に発揮できるように感じました。
 黒田の後は、ローテの谷間かと思いましたが、これなら谷間どころからローテの主軸と遜色なく、安心して見ていられますね。

 また、ヘーゲンズの後を継いだ今村が7回の主軸3人を三者凡退に抑えたところも良かったと思います。ヘーゲンズが先発に回って、7回を投げる投手が大きなポイントになると思っていましたが、代役の今村がしっかりと抑えていることから、その不安も解消され、これからもヘーゲンズを先発として起用できるので、チームにとってとても大きな意味があります。
 残り30試合を切ってシーズンも佳境に入ってきましたが、この投手陣であれば心配はいらないですね。
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