ローテーター KR-400RC 修理 その1

2015年10月18日 20時52分10秒 | 修理・製作
1983年開局時に購入したケンプロKR-400RC。
2008年に現用のアンテナを整備した時までルーフタワーに設置していた。その時に取り外したまま、屋外の物置で保管していた。
今後、使用する計画があるので、整備開始。

まずは念のため、動作するかどうかチェック。動く訳はないけど、現状認識のため・・・。
当然、ローテーター本体は動作せず。しかしコントローラの指示針は、勝手に回転。「?どうなっている?」

近所のホームセンターで仕入れてきた資材。
CQ誌の記事などではローテーター内の古いグリスの洗浄に灯油を使用されているが、後始末が面倒なので、スプレーのパーツクリーナーを試してみたが、結構、綺麗にグリスを落とすことができた。

予想通り、ローテーター本体が動作しないのは、古いグリスの固着。
パーツクリーナーでそれを除去すると、動作するようになった。

クリーニング終了。

問題は、ローテーター本体とコントローラーの方向合わせ。グリスをつめ直す前に一旦、仮組みして検討。
思考錯誤の末、ローテーター本体内の回転ストッパーの位置に注意して組み、ポテンショメーターを調整。同時にコントローラー内のポテンショメーターも調整。なんとかコントローラーの指示通り動くようになった。このポテンショメーターも怪しいので交換したいが、既に入手できない状況。代替品を探しているが、まだみつからないので、とりあえず現状維持。
作業の続きは次の休みに・・・。

3.5MHzの電波がEuに届いた

2015年10月18日 08時46分03秒 | 日頃の運用
 17日(土)、前日の出張からの帰宅が遅かったが、頑張って4時に起床。空には「冬の大三角」が良く見えていた。
 まずは、E30FB(14MHzSSB)で強力に入感。前回のQRVで14MHzSSBはQSO済なので、スルー。
 その後、5時頃にOH2XX(3.5MHzCW)でFBに入感していたので、必死でコール。一度、「JK3?」が返ってきたので、幾度かコールしたが、QSBにボトムになってしまい、次に信号が上がってきたらCQ状態。先方がこちらのコールがとりきれず、諦めてしまったようだ。残念。
 引き続き3.5MHzCWをワッチしていると6時頃、R1DXが強力に入感。コールすると一発でリターン。ついにスローパもどきでEuまで届いた。

 昼間の外出後、15時頃からワッチを再開。
 まずはV73D(24MHzCW)、S79SP(24MHzSSB)をWKD。その後、28MHzをワッチしているとA93JAがCWでよく聞こえていたので、さっそくパイルに参戦。しかしEuばかりにリターンがあるので、「あかんかな?」と思っていたら、アンテナを向けてくれたのだろうか、急に信号強度が上昇。さらにUP指定になったのでチャンス到来! なんとかリターンを得てWKD。

 夕食後、20時前にようやく、V73D(3.5MHz)をWKD。ここ数日、一番おさえておきたかったところをWKDできてFB。

 18日(日)、前日の3.5MHzの成果に気をよくして、5時起床してワッチ開始。
 UT5UGR(3.5MHzCW)、コンテスト参加中のDK6WL(3.5MHz CW)をWKD。うーん、よくこのアンテナで届いたもんだ。
 開局当時、10WでDXを呼んでいたときと同じ感覚で楽しんでいる状況。(笑)

 今朝のE30FBは7MHzSSBでFBに入感。7.1MHz台のパイル「突破」+「すり抜け」する能力がないのは十分承知しており、厳しすぎる状況だったが、よく聞こえていたのでパイルに参戦。6時過ぎの信号のピークを過ぎたころに、「JAは166」+エリア指定になったので、3エリア指定時に気合を入れてコール。しかし、明らかに先方にこちらの信号のかけらも届いていなかった模様。やっぱり・・・・。

 そういえば同時間帯、ZD7W(7MHzCW)もよく聞こえたがドイツのコンテストに参戦中だったので、コールできず。

 S79SPは各バンドで強い信号ではないが、アクティブでよくJAを拾ってくれたお陰で、7MHz~28MHzでQSOできた。通常、あの地域は数QSOできれば十分だが、これほどQSOできるとは予想していなかった。感謝!