ＪＲ過剰運賃の怪

　　
　先日所用で三鷹へ行き、それから田町へ向かおうとした時のこと。三鷹から田町へは、新宿で中央線から山手線に乗り換えますが、ＪＲ一本で行けます。で、運賃を見てみると三鷹から田町まで450円、新宿までは210円となっていました。

　と、ここでおや？と思いました。私は新宿から田町へよく行くので、新宿～田町間の運賃が190円であることを知っています。ですから、直接行けば450円のところ、新宿で一回降りて切符を買い直せば210円＋190円＝400円で済むことになります。

　直接行くより、一旦降りて買い直した方が安上がりとはいったいどういうことでしょうか？たとえば鉄道会社が異なっていれば、たとえ直接行けたとしても乗り換えた時点で初乗り運賃が加算されます。ですが、同じ会社であるにも関わらず、初乗り運賃を加算するよりも高くついているのです。計算ミスなのか表示ミスなのか、それとも計算方法が異常なのかは分かりません。ＪＲに問い合わせた方がいいのかな～とは思いつつ、結局新宿で一度降りて買い直しました。

　以前、ＪＲでは湘南新宿ラインの運賃算出を誤って、過剰に運賃を徴収していたということがありました。中央線と山手線なんて古くからある路線でそのようなことが続いているのかといわれると、そんなまさかとは思います。ですが、乗り直すよりも直接行く方が高いなどということはどう見ても異常ですので、問い質してみるべきか否か考え中です。

＜オマケ＞
　電車つながりで、地下鉄大江戸線で見つけた中吊り広告です。



　ちょっと見づらいですが、左から俳句の日、献血記念日、ラグビーの日、個人事業税納期限、防災の日、救急の日、マッチの日と並んでいます。これによると、納税期限がもっとも重要な特急停車駅で、防災は1ランク下の急行停車駅程度、献血や救急に至っては取るに足らない各駅停車駅ということのようです。医療関係や消防・救急関係の方が見たらお怒りになるんじゃないかと心配です。東京都主税局の作品のようですが、ちょっと驕っているんじゃないかな～と感じた一枚でした。