JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

川崎・熱海御朱印巡り②

2022-02-14 | 御朱印めぐり
川崎と熱海の御朱印巡り、後半は熱海です。

熱海は首都圏の人気温泉地であり、古くから観光開発が行われてきました。バブル崩壊後は活気を失いましたが、近年ホテルの経営者交替などで安くなりお客が戻ってきました。それと共に新しいお店も増え、古くから生き残ったお店と新しいお店が混在し活気が戻ってきました。


まずは来宮神社から。

熱海駅から伊東方面の次の駅が最寄りの来宮駅です。JRのガードをくぐると鳥居が見えます。

来宮神社の創建は定かではありませんが、710年に熱海の漁師が網で神像を引き揚げてお祀りしたことを創建としています。引き揚げられたのは木の神の五十猛命だとされ、森のある今の地に移したとのこと。五十猛命は和歌山の伊太祁曽神社にも祀られており、木の神様として知られます。

神像もしくは仏像を海または川から引き揚げて祀ったという創建の話は浅草寺や川崎大師など東日本の海沿いに特徴的なもので西日本ではほぼないと言われます。その後坂上田村麻呂が戦勝祈願をし、分霊を征伐に向かった東北地方各地に祀ったため来宮神社は関東から東北に多いとされます。現在はカフェを設置するなど観光地らしい神社になっています。

こちらはご神木の大楠。樹齢2100年とされる大きな楠で、まわりを回ることができます。もう1本大楠があり、こちらも1000年以上の樹齢とされます。クスノキはかつて防虫剤の樟脳の原料となったように虫を寄せ付けないため長命になるとされます。

来宮神社の御朱印です。


熱海は神戸以上に山と海が近く、急な坂があります。来宮神社から市役所の方へ下る途中に誓欣院があります。なぜか写真を撮るのを忘れてしまいました。

誓欣院は当初真言宗の「道光寺」というお寺でしたが、1589年に浄土宗に改宗し「明珠庵」となり、さらに1654年に「誓欣院」となっています。江戸時代は芝の増上寺の支援を受けており、現在の本堂は1778年に再建されたものです。

境内は静かでゆっくり参拝できます。

誓欣院の御朱印です。お参りした記念に絵はがきももらえます。


熱海の市役所付近から熱海駅に戻るには急な坂を登ることになります。東海バスの利用が便利ですが、夕方になると駅への道が混み合います。余裕を持って利用して下さい。

熱海のお土産は駅前の商業施設「ラスカ」でほぼ手に入りますし、駅弁屋さんも入っていますから時間に余裕があれば見て回ると時間をつぶせます。

熱海駅は「こだま」のみの停車駅ですが、1日3往復だけ「ひかり」が停車します。16時40分発の岡山行きに乗れば乗り換えなしで新大阪に戻れます(18時57分着)。


今回の御朱印情報です。
川崎大師 3種を本堂・不動堂・薬師殿で授与。オリジナル御朱印帳あり。
若宮八幡 3種を社務所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
来宮神社 1種を社務所で授与。現在書き置きのみ。オリジナル御朱印帳あり。
誓欣院  1種を庫裏で授与。現在書き置きのみ。
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