JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2018-11-02 | シャック便り
[日本エアコミューターとオリエンタルエアブリッジが相互利用できるクーポンを発行へ]
JAL系で鹿児島県の離島を中心に運航している日本エアコミューターと、全日空系で長崎県の離島を中心に運航しているオリエンタルエアブリッジに相互に利用できるクーポンが発行されることになりました。

・全日空の1万マイルで日本エアコミューターの運賃1万5千円に相当するクーポン
・JALの1万マイルでオリエンタルエアブリッジの運賃1万5千円に相当するクーポン
のいずれかとなり、会社系列の違うコミューター路線に乗れることになります。発行数の上限に達すると終了となります。

今回の企画は長崎・鹿児島両県の協力によるもので、後継機材選定が難航するオリエンタルエアブリッジ救済の目的もあるようです。なお同一会社系列、例えばJALのマイルで日本エアコミューターの運賃1万5千円に相当するクーポンは常時発行可能です。


[佐渡汽船の寺泊-赤泊航路が廃止へ]
佐渡汽船が運航している寺泊-赤泊航路が来年度に廃止されることになりました。代わりに寺泊-小木間に年20日程度ジェットフォイルの臨時便を運航することも決まったそうです。

寺泊-赤泊航路は高速船「あいびす」で運航されており、波の高くなる冬季は運休しています。今年度の運航は既に終了しており、再開されないまま廃止となる公算が高くなりました。


[周防大島の生活に深刻な影響]
山口県の周防大島と本土側の柳井市を結ぶ大島大橋に貨物船が衝突し損傷している問題で、生活への影響が相当長期に及ぶことが分かってきました。

一番の問題は断水で、大島大橋に敷設されていた送水管が破損したため島では断水が続いています。現在は給水車をフェリーで送り込むとともに大島大橋の歩道に仮設の送水管を設置する工事を行っていますが、橋が損傷しているため7cmの管となり、本来必要な30cmの送水管を設置できない状態だそうです。このため送水ができるようになっても給水車に供給することしかできないとのこと。

また自動車は普通車のみ片側交互通行で、夜間に4t車を1台ずつ通らせているものの物流に大きな支障が出ています。島のほぼ東端にある伊保田港から松山・柳井へのフェリーもありますが、1日上下4便ずつと少ないため焼け石に水となっています。島民への支援活動を含め来島は状況判断を慎重に行った方が良さそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする