JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

利島移動運用報告⑤

2012-09-23 | 移動運用結果報告

9/16(日)利島→大島→都内

本日は昼のさるびあ丸で島を出る予定にしています。利島の島民は就航率の低いジェット船を信用しておらず、東京に行く場合大島までは大型客船、その先はジェット船に乗り換えるのが主流のようです。私もそれにならっています。

船の出航までは時間があるので早朝からQRVしてみます。

午前9時からオール岡山コンテストがありますから、早朝の人の少ない時間に限って7MHzに出てみてQRMが激しくなったら50MHzにQSYするつもりです。5時過ぎに宿を出発。朝食はおにぎりを作っておいてもらいましたので、これを受け取ってウスイゴウを目指します。

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道すがらには椿畑があります。このように下草が刈られて管理されています。約1時間でウスイゴウ園地に到着。雨は降っておらずQRVできそうです。

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さすがに2日続けてハードな登山路へは行きたくないのでウスイゴウで設営です。

まずはRD-S106をセットして7MHzでスタート。朝6時なのでまだ空き周波数があります。最初はあまり呼ばれなかったのですが、クラスタに載ったのか呼ばれてきました。1エリアを中心に朝からパイルです。まだQRMがなくて快適です。

途中でさるびあ丸が入港合図の汽笛を鳴らしました。台風16号によるうねりは明日あたりから影響が出る模様で、今日は往復条件なしの就航が決まっています。安心してQRVできます。途中で神津島のJH1OTE局にもお呼びいただきました。OTE局は先日の三宅島でもつながっており、伊豆諸島では一番アクティブな方です。神津島も一度は行きたいですね。

 
8時になるとQRMがひどくなってきました。まだ9時前でコンテストは始まっていませんが日曜日ですからバンドが混雑してきたようです。この辺が潮時かも知れません。RD-S106を片づけて50MHzにQSYしましょう。ウスイゴウ園地は東日本方面には相性がよいため、北方向にビームを向けてCQを出してみます。

バンドをぐるっとチェックすると山形県飽海郡移動の局がいたので呼んでみるとコールバックがありました。よく聞こえていました。CQを出してみると結構呼ばれます。ウスイゴウのロケーションから1エリアが中心になっていまいますが、北関東や山梨県なんかも強いです。

標高の割に飛ぶしノイズが少ないのでFBな移動地だと思います。

10時30分には宿に戻ってきて欲しいとのことでしたので9時30分で終了とします。本日利島からは7MHzで71局、50MHzで49局の合計120局でした。2日合わせてちょうど300局です。

 
歩いて宿に戻り、宿で精算を済ませて港に送ってもらいました。

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利島は出発30分前までに乗船手続きを済ませる必要があります。通常東海汽船の乗船券は右端の乗船票に連絡先とかを書いて乗船時に係員に渡すんですが係員の少ない利島の場合は待合所の発券口で乗船票を切り離して渡すことになっています。

船は10分以上遅れて新島を出たそうです。船が近くに来るまでは待合所で涼んでおきました。

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利島港の就航率改善を図るために西岸壁が整備されましたが、昨年の台風で大きな被害が出てしまい現在復旧工事中です。クレーンのブームが上がっている箇所のケーソン(岸壁の基礎を構成する巨大な鉄の箱)が大きくずれています。クレーン船を持ってきてつり上げて据え付け直すそうです。工期は2年かかるんだとか。

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さるびあ丸がやってきました。利島港内での左ターンを間近で見ると迫力があります。12時過ぎに到着しました。

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大島までの短時間利用ですから2等和室です。そういえば新しい橘丸は2等和室が大部屋ではなく頭の部分をケージで覆ったようなものになるようです。沖縄で乗ったマルエーフェリーで似たようなスタイルの2等和室がありました。さるびあ丸も古くなってきたのでいずれ置き換えの日が来るのでしょうが、それまでは橘丸との間で船内設備の差が大きくなりますから同じ料金だと不公平かも知れませんねHi

さるびあ丸は所定より遅れ13時15分過ぎに大島に到着する予定です。

   

中途半端に思われるかも知れませんが続きます。

コメント
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