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「ヨブ」30分de一巻 Vol-18

2017年02月19日 | Good News
『ヨブは、神が太鼓判を押すような立派な人物。その彼がサタンの告発によって突然、凄まじい不幸に教われる。その様子を見た友人達は「それは何か罪の結果に違いない!」と言うが、ヨブは「そんな事はない!」と言う。ヨブは神様に「何故!?」と訴え続けるが、神はヨブの質問には一切答えられない。最後に神が登場するのだが、逆に神はたたみかける様にヨブに質問仕返す。その質問に一言も答えられないヨブは「私が浅はかでした!」と悔い改め、神はヨブを回復された』

多くの人は、ヨブ記のテーマを「人生の苦難について」と考えているが、もし、この話を人生の苦難の中にあるノンクリスチャンの人に勧めて、果たして何らかの答えが期待出来るだろうか?ヨブ時のテーマは実にシンプルなのだが、その適応においては実に難しい書巻である。

どうしたら、その方を見いだせるのか。おられるところに行けるのか。(23章3節)

神よ、私はあなたに向かって叫んでいるのにあなたはお答えにならない。御前に立っているのにあなたは御覧にならない。(30章20節)

どうか、私の言うことを聞いてください。見よ、私はここに署名する。全能者よ、答えてください。(31章35節)



ヨブは全てを失ったが、信仰を失った訳ではなく、「神などいない!」と叫んでいたのでもない。ヨブにとっての問題のは、「自分がこんな目に遭っているのに、何故神は何も答えられないのか?」という「神の沈黙」であった。以下、本書が伝えている普遍的真理である。

第一の天で起きている出来事は、第二第三の天で起きている事と直結している。このような霊的世界の存在を無視すると、結局、因果応報という結果に必然的になってしまう。人生は地上の世界と、目に見えない霊的世界のトータルで考えて初めて人生は意味を持つ。

本書に記されている次異次元における神とサタンと人間とのやり取りで分かる事は、この世の悪は、サタンの誘惑と、それに追従する人間の間違った判断から来るもので、神はこの世のあらゆる悪を善に変えられるが、善をつくるために悪を生み出されることはない。

本書は、神と人との仲介者(イエス・キリスト)の必要性を訴えている。この存在を求める・求めない、認める・認めないが、人生の明暗を分ける。
 
このような時にも、見よ、天には私の為に証人があり、高い天には私を弁護してくださる方がある。私の為に執り成す方、私の友、神を仰いで私の目は涙を流す。(16章19-20節)

この人を免除し、滅亡に落とさないでください。代償を見つけて来ました」と言ってくれるなら、彼の肉は新しくされて若者よりも健やかになり、再び若いときのようになるであろう。(33章24-25節)

この世は因果応報ではない。これを逆に言うと、ヨブのような正しい人であっても、人生で苦難に襲われることがある。と言うことである。真の義というものは、努力でや才能で得られるものではなく、神の赦しによって神から与えられるもの。神の赦しによって義とされた人間は、たとえ人生においてどんな困難な遭遇したとしても、最後は必ず祝福で終わるのである。ハレルヤ



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コメント (13)
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