見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

風流・鎌倉ぼんぼりまつり

2005-08-07 12:33:42 | 行ったもの(美術館・見仏)
 今年も、鎌倉・鶴岡八幡宮の「ぼんぼり祭り」に行ってきた。東京は、コンクリートの照り返しに殺されそうな猛暑の1日。それでも、夕方6時頃、北鎌倉の駅に降り立つと、生き返った気持ちがした。電灯のともったホームには、もはや観光客の姿もまばらで、ヒグラシの声が涼を誘う。あ~やっぱり、東京って人間の住むところじゃあないなあ、と思う。

 鶴岡八幡宮の境内は、土曜日ということもあり、この数年では、いちばんの賑わいだった。今年の「ぼんぼりうちわ」は、星野椿氏(俳人、鎌倉虚子立子記念館の館長)揮毫である。1,000円。



 私がこのお祭りに通うようになってからは、ずっと絵画のうちわが続いていたので、今年のデザインは新鮮だった。かな文字が涼しげである。

 そこで、今年は文字のぼんぼりを2つご紹介。左はめずらしい西夏文字。歴史学者か、それとも書家の先生かしら。右はどこかのご住職(94歳)だったと思うが、収まりも何も、無頓着なところが好き。

 

 日本画の田渕俊夫、小泉淳作、小説家の柳美里、タレントのみのもんた、政治家の扇千景、石原慎太郎など、常連さんは、だいたい見つけたが、片岡球子さんのぼんぼりを見つけられなかった。今年は奉納されていないのかしら。体調のせいだったりしないかと、気になった。

 ぼんぼり祭りは9日(火)まで。最終日は花火大会と重なるので、込むんだろうなあ。

コメント
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