見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

アート オブ スター・ウォーズ/東京国際フォーラム

2005-08-14 23:24:36 | 行ったもの(美術館・見仏)
○東京国際フォーラム『アート オブ スター・ウォーズ エピソード3展』

http://www.starwarsjapan.com/museum/topics/topics0505/tokyo_exhibition.html

 2003~2004年に、京都国立博物館や上野の科学博物館で『スター・ウォーズ展』が開かれたときは、へえ~変わったことをやるなあ、と思ったが、結局、見には行かなかった。今回は、シリーズ完結という思い入れもあり、昨日、スクリーンで見てきた『エピソード3』が、衣装、映像、SFX、やっぱりこれはすごいかもしれない、と思ったので、見に行ってしまった。

 展覧会を見ると、SF映画って、実にさまざまな職人が結集した総合芸術なんだなあ、ということが実感できる。しかし、展示の規模は期待したほどではなくて、いまいち。展示品それ自体よりも、会場に掲げられたスタッフの証言ビデオとか、カタログの抜粋ページを読んで歩くほうが面白かった。

 展示品は、メカニック系のモックアップが多い。こういうカッコよさは分からないではないけどね~。私はどちらかといえばクリーチャー好きなので、それも物足りなさを感じた一因かもしれない。

 ユアン・マクレガーとアレック・ギネスは、目鼻のつくる三角形の角度がそっくり、という証言ビデオには、膝を打った。彼(マクレガー)の存在がなかったら、エピソード3から4へと物語が円環する神話性に、これほどの説得力はなかっただろう。天の配剤である。
コメント
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