歴代総理の中でかなり個性的だった「小泉純一郎」氏・・、あの「田中真紀子」さんから「変人」ともいわれてましたね。自分に言わせると、両方とも「変人」だけどね~(笑)
小泉さんは大のクラシック好き、とりわけオペラ・ファンとして知られていたが、ある時テレビで「人生には上り坂と下り坂、そして まさか という坂がある」と笑いながら言っていたのを憶えている。
つまり、人生には「まさか」という予想外のことが起こることを揶揄したものだが、このほどその「まさか」を ささやか ながら2件経験したので述べてみよう。
所詮は、小さな戦場の「オーディオ」がらみですけどね~(笑)。
まずは、古典管から行こう。
つい先日のオークションで狙いをつけた真空管があった。大きさや重さが際立つものはどんな掘り出し物でも敬遠するが、真空管となると実に買いやすい・・、家人が気付かないうちに収まりやすいからね~(笑)。
タイトルは「LS8ナス管(STC3A/109Bの互換球)」とあった。見た目からして新品同様でスタート価格は1万円・・。
このところ愛用中の我が家の「LS7」シングルアンプに合いそうなので、2万円ぐらいならチャレンジしてみようかな~。
現在、出力管として挿っているのは「3A/109B」(STC)だが、別途保管している「LS7」(GEC)と合わせて2ペアしかないので、予備としてあと1ペア欲しいところ。
3ペアあれば大船に乗った気分で音楽に浸れる(笑)。
ちなみに、「3A/109B」、「LS7」ともに「2万円前後」(ペア)で購入した記憶がある。
ところが・・、この「LS8」がまったく予想外の価格(3月12日)で落札されたことに心の底から驚くこととなった。
もったいぶらずに明らかにすると何と「10万円」!!
「まさか」の高額に仰天しましたぞ・・、「ナス管」人気なのかなあ・・。
もちろん、指をくわえて見逃しました・・、しがない年金暮らしだし、楽しめる時間もあまり残ってないし~(笑)。
でも熱心な真空管ファンの存在に思わず胸が熱くなりました、貴重な同士ですからね~。
次いで、二つ目の「まさか」に行こう。
まったく売る気は無いんだけど、オークションでの相場が気になるのが我が家の大型スピーカー「ウェストミンスター」・・、重量が100kgを超える代物である。
内部を勝手に改造しているので、もはや「二束三文」だろうが、やはり(相場が)気になる・・、ほら、売る気はないんだけど何となく自宅の土地の価格の相場が知りたい心境と似てますね~(笑)。
で、このウェストミンスターがオークションに出品されていたのでさっそく追跡した。
これまでの相場は程度の差にもよるがおよそ「100万円」前後である。
ちなみに、メル友の「K」さん(横浜)によると、「仮にどんなに安くても置き場がありません、もし購入したとしてもカミさんから叩き出されます」とのことで、かなり購入層が限られることはたしかである。
まず「マンション住まい」は無理でしょう・・。
で、その落札価格(2月21日)だが、何と「531,952円」という超安値だったのには驚いた。
およそ相場の1/2・・、「まさか」の低額に仰天しましたぞ!!
どういう風の吹き回しだったのだろうか・・。
いくらオークションが「生き馬の目を抜く世界」といっても、日頃からこまめにチェックしていると時々こういう「真空状態」が生じるんですかね~。
ただし、このスピーカーから満足のいく低音を出すためには思い切った改造が必要です。
落札者に告ぐ・・、あなたにそういう勇気がありますか?
どうか「宝の持ち腐れ」になりませんように~(笑)。
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